俳優の山崎賢人さんが、「2016年 本屋大賞第1位」受賞小説「羊と鋼の森」(宮下奈都作、文藝春秋)の実写映画に主演する。ピアノに魅せられる青年・外村(とむら)直樹を演じる。山崎さんは「外村直樹を、とにかく一歩ずつ丁寧に生きたい」と、役への思いを語っている。2月上旬から、北海道旭川市などで撮影。2018年公開予定だ。
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累計発行部数50万部を突破した。北海道の田舎で育った主人公・外村(山崎さん)は、自分を導くピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦友和さん)に高校で出会う。板鳥が調律したピアノの音に「森の匂い」を感じ、調律師の仕事に魅せられた外村は、専門学校に通った後に板鳥のいる楽器店で調律師として働き始める。外村はそこでピアノと繋がる多くの人と出会い、調律師としての自分を探し求め、成長していく……というストーリー。監督は「orange-オレンジ-」でメガホンをとった橋本光二郎さん。
山崎さんは「原作を読んで音、景色、匂い、人と人との関係、全てが繊細で丁寧ですごく優しい空気で描かれているなと思いました。才能が必要なのか、努力が必要なのか、誰のための仕事なのか、調律師、そして人として悩み、失敗しながらも一歩一歩成長していく外村にすごく共感しました。どの職業で生きている方にも共感してもらえるものが必ずあると思います」と原作の印象を語り、「調律、森とピアノの独特の表現をどう映像にしていくのかわくわくしています」と映画化への思いを明かした。
三浦さんは「一人の高校生が調律師になりたいと思うきっかけになったピアノの一音。森の匂いのする音、景色の見える音。どう映像化し、聞かせるのか、橋本監督に一読者として期待しています。我々俳優陣も原作の音色を壊さないよう、より繊細な心で臨みたい」と、その意気込みを語っている。
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