長澤まさみ:ロックナンバーを堂々歌唱 熱いシャウトも!

映画「SING/シング」の日本語吹き替え版でヤマアラシのアッシュ(上)の声優を務める長澤まさみさん
1 / 3
映画「SING/シング」の日本語吹き替え版でヤマアラシのアッシュ(上)の声優を務める長澤まさみさん

 女優の長澤まさみさんが日本語版吹き替え声優を務める米劇場版アニメ「SING/シング」(ガース・ジェニングス監督)の新たな本編映像が4日、公開された。長澤さん演じるパンクロック少女のヤマアラシ・アッシュが、映画オリジナルのロックナンバー「セット・イット・オール・フリー」を歌い上げるシーンで、長澤さんの力強い歌声と堂々たる歌い回し、これまで聴かせたことのないような熱いシャウトが楽しめる。

ウナギノボリ

 「セット・イット・オール・フリー」は、失恋を乗り越えようとするアッシュの思いがつづられた歌詞と爽快サウンドが合わさったロックナンバー。長澤さんは「あまりシャウトするような歌を普段歌わないので挑戦だったのですが、思いっきり演じてなんとか形になったかなと思います。彼女(アッシュ)自身が自分の殻を破って曲を作り上げるというストーリーになっているので、それに自分も気持ちが乗れたかなと思いました」と熱唱を振り返っている。

 歌は「得意ではなかった」という長澤さんだが、所属事務所のオーディションで自己アピールとして歌を披露したことを明かし、「そこでまんまと音程を外してしまって歌うことの難しさを知りました。その時の恥ずかしかったなという思いがあったので、歌をうまくなりたいと思い、なんとなく歌ったりしていたらこういうお仕事をいただけるようになって。苦手なことは克服できるんだなと自分も身をもって感じましたね」と成長を実感した様子だった。

 「SING/シング」は、「ミニオンズ」「ペット」などを手掛けたユニバーサル・スタジオとイルミネーション・エンターテインメントのスタッフによる最新作。動物だけが暮らす世界を舞台に、大切な劇場を立て直すために、コアラの劇場支配人・バスター・ムーンが“歌のオーディション”を開催する……というストーリー。

 オリジナル版ではマシュー・マコノヒーさん、 リース・ウィザースプーンさん、スカーレット・ヨハンソンさん、トリー・ケリーさんといった豪華スターが声優を務め、歌声を披露したことで注目されている。日本語吹き替え版では長澤まさみさんのほか、山寺宏一さん、内村光良さん、スキマスイッチの大橋卓弥さんらが声優として参加している。17日公開。

写真を見る全 3 枚

アニメ 最新記事