アニメ1週間:「おそ松さん」編集版&新作が映画館で上映 DMMがアニメ事業参入

「おそ松さん」の「おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭」のビジュアル(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
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「おそ松さん」の「おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭」のビジュアル(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(5~11日)は、「おそ松さん」の編集版と新作が映画館で上映される話題やインターネットサービス「DMM.com」がアニメ事業に参入するニュースなどが注目された。

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 5日、東京・台場に「機動戦士ガンダム」の新しい“実物大立像”が展示されることが分かった。ダイバーシティ東京(東京都江東区)で同日に行われた「実物大ガンダム立像クロージングセレモニー」で発表された。同施設のフェスティバル広場に2012年から5年間設置されてきた実物大ガンダム「RG1/1 RX78-2ガンダム Ver.GFT」立像の展示はこの日で終了となったが、17年秋を目標に新たにアニメ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」に登場する白いモビルスーツ「ユニコーンガンダム」の実物大立像を設置する。

 6日、「おそ松さん」の特別編集版を上映する「おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭」が4月6日に実施されることが分かった。4月6日午後6時に、TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)やTOHOシネマズ梅田(大阪市北区)ほか6都市の映画館全6館のそれぞれ六つのスクリーンをジャック。それぞれの映画館では、スクリーンが「おそ松部屋」「カラ松部屋」などに分けられ、編集版と新作ショートエピソードが一斉に上映される。翌7日からは全国約50館に拡大して上映される。

 7日、人気ライトノベル「ソードアート・オンライン(SAO)」(電撃文庫)の初の劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」(伊藤智彦監督)の観客動員数が100万人を突破したことが分かった。2月18日に公開され、3月6日時点で観客動員数が約101万2000人、興行収入が約13億7000万円を記録している。

 10日、「マンガ大賞2015」にノミネートされたヤマザキコレさんのファンタジーマンガ「魔法使いの嫁」がテレビアニメ化され、10月から2クール(6カ月間)放送されることが明らかになった。同作の16年からコミックスの限定版に付くオリジナルアニメ「魔法使いの嫁 星待つひと」(前編、中編)が期間限定で劇場公開された。後編は8月公開予定。

 10日、インターネットサービス「DMM.com」がアニメレーベル「DMM pictures」を設立し、今春からアニメ事業に参入することが明らかになった。ライセンスビジネスを行うほか、制作委員会に参画する。同社は、扱うアニメのタイトル数について「今年は10タイトル弱を予定。数年かけて、最大年20作品程度を扱えるようになれば」と話している。

 10日、「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などの虚淵玄(うろぶち・げん)さんが脚本を手がけたことも話題になった劇場版アニメ「楽園追放-Expelled from Paradise-」(水島精二監督、14年11月公開)が、26日午後7時からTOKYO MXで放送されることが分かった。同作がテレビで放送されるのは初めて。

 10日、俳優の上川隆也さんが、4月にスタートするテレビアニメ「正解するカド」のナレーションを担当することが分かった。上川さんは「天元突破グレンラガン」「劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン」などのアニメに声優として出演したことがあり、「正解するカド」では各話の冒頭のナレーションを担当する。

 11日、丸山くがねさんのファンタジー小説が原作のテレビアニメ「オーバーロード」の第2期が制作されることが分かった。同日に公開された劇場版「劇場版総集編オーバーロード 後編『漆黒の英雄』」で発表された。

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