芸能事務所「オスカープロモーション」が、芸能界初となる「宇宙戦略プロジェクト 宇宙事業開発本部」を発足させたことが22日、明らかになった。同社は上戸彩さんや米倉涼子さん、武井咲さん、藤田ニコルさんら多数のタレントや俳優が所属している芸能プロダクション。
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オスカーの取締役副社長で、宇宙事業開発本部の副本部長でもある鈴木誠司さんは「インターネット創世記といわれる1995年に、当社は芸能界初となる公式ホームページを開設し、ネットへの進出を果たしました。当時はネットとテレビの融合なんてあり得ないという声がほとんどでしたが、現在はそれが実現されています。それと同様に、今後は宇宙におけるエンターテインメントという新たな領域が広がる可能性を考え、宇宙事業本部を開設しました」と事業部開設の意図を説明。
また、「具体的にロケット開発をするというようなことではなく、宇宙がより身近になった際に、そこにエンターテインメントとしてどういったアプローチが可能であるか、考案していく部署になります」と話した。
さらに、アプローチの例として「あくまで一つの例ですが、宇宙空間での生活が実現した場合、無重力空間での健康維持が課題になる可能性があります。そういった際に、健康や体形を維持していくようなエクササイズを提案するということも、一つの事業として考えられます」とコメント。また、「今後どういった取り組みをしていくかということも、事業が決まり次第、一つ一つ発表していければ」と話した。