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花澤香菜:「夜は短し歩けよ乙女」ヒロイン役で“武士”を意識 ノリノリで歌う場面も

アニメ 映画
「夜は短し歩けよ乙女」でヒロイン“黒髪の乙女”の声優を務める花澤香菜さん

 森見登美彦さんの人気小説が原作の劇場版アニメ「夜は短し歩けよ乙女」(湯浅政明監督)が7日に公開される。原作は累計売り上げが120万部を超えるベストセラーで、森見さんの小説が原作のテレビアニメ「四畳半神話大系」(2010年放送)と同じく、湯浅さんが監督を務める。“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”が、京都のいたるところで彼女の姿を追い求め、珍事件の数々に巻き込まれるという奇想天外なストーリーで、歌手で俳優の星野源さんが主人公の“先輩”、声優の花澤香菜さんがヒロイン“黒髪の乙女”を演じる。ヒロイン役の花澤さんに作品や役への思いを聞いた。

 ◇星野源の先輩は可愛らしさ増

 ――乙女役が決まった際に感じたことは?

 すごく驚きました。原作も読んでいて大好きな作品だったので、関われることがうれしいけど、責任重大だと感じました。乙女のイメージは気負わずに。ズンズン歩いて行く、天真らんまんなすてきな女の子。私ができるかな?と思った。無垢(むく)な女の子をやることは多いけど、大丈夫かな?となったんです。

 ――「四畳半神話大系」と同じくキャラクターはとても早口で、せりふの言い回しも独特です。

 「四畳半神話大系」を見ていて、ああいう語り口になるのかな?とは考えていました。キャラクターを作るのに時間をかけさせていただき、いろいろと話し合い、抑揚を付けずにババッと話すことになりました。乙女は武士道を教えられ育ってきた。肝が据わったイメージを押し出した方がいいのでは?ということで、少し落ち着いた雰囲気になりました。ところどころ“武士”なんですよね。日常会話でも男らしさがあるんですよ。おなかに力を入れて話すくらいの安定感を意識していました。すごく難しい役でした。原作にも彼女が考えていることが文字になっているので、演じる際の頼りにしました。

 ――主人公・先輩を演じる星野さんは花澤さんのファンを公言しています。共演はいかがでした?

 キャスティングを聞いて、ぴったりと思いませんでした? 楽しみでしたね。星野さんが書かれている本を読んでいて、朗らかな中で、いろいろなことを感じているんだな……と思っていました。先輩もいろいろなことを考えすぎている。星野さんの声がぴったりかな?と。声を聞いて、より愛らしさが増したように感じました。何か可愛い!となったんです。

 ◇詭弁踊りは「踊れないことはない」

 ――花澤さんと乙女の共通点はありますか?

 お酒が好きというは一緒ですね。飲む量は全然違うけど(笑い)。私はお仕事で面白いことにたくさん出会えています。そういう運は同じようなところを感じますね。乙女は物おじしないところがすごい。私は緊張するので。憧れますね。詭弁(きべん)踊り(アニメに登場する両手を合わせて体をくねらせる踊り)は、あそこまで体が柔らかくないので、できませんね。

 ――詭弁踊りを練習して披露する予定は?

 踊れないことはないですよ(笑い)。いいんですか? 引かれないですか!?

 ◇すべての作品で新鮮な気持ち

 ――好きなシーンや見どころを教えてください。

 ミュージカルシーンにはびっくりすると思います。ノリノリで歌うことになり、初めてのことですごく面白かった。「千の風になって」を意識して……などイメージしながら歌いました。それと、乙女はずっとテンションが一定なままにも見えますが、変わるところがあるので、そこは見てほしいですね。とても可愛らしいんです。きっと見た後にハッピーな気分になる映画だと思います。

 ――花澤さんは人気声優として大活躍していますが、今後、さらにチャレンジしたいことはありますか?

 アニメによって同じような境遇のキャラもいるけど、それぞれが違う。すべての作品で新鮮!と思っています。「夜は短し歩けよ乙女」は自分の大学時代を思い出し、分かるな……と共感できるところもありました。そういう役ができるのも面白いですよね。

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