京まふ2017:京都のマンガ、アニメイベントが9月に開催 出展エリアを30%拡大 海外発信の強化も

門川大作京都市長や佳村はるかさんが出席した「京都国際マンガ・アニメフェア2017」の会見の様子
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門川大作京都市長や佳村はるかさんが出席した「京都国際マンガ・アニメフェア2017」の会見の様子

 西日本最大級のマンガ・アニメイベント「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2017」が、9月16、17日に京都市勧業館(みやこめっせ)=京都市左京区=などで開催されることが13日、分かった。同日、東京都内で開かれた会見で発表された。6回目となる今年は、これまで、ステージイベントを行っていたみやこめっせの「京まふステージ」を、約700人を収容できる向かいのロームシアター京都サウスホール(京都市左京区)に移行し、みやこめっせの出展エリアを約30%拡大する。

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 また、海外発信の強化を目指し、日本、中国、韓国、台湾の在住者を対象としたマンガコンテスト、日韓のクリエーターによる団体戦形式の短編アニメの上映会を実施する。人気マンガ「クッキングパパ」の作者・うえやまとちさんによる料理実演付きのトークショーも開催。京都の名所の写真と「名探偵コナン」「活撃 刀剣乱舞」「弱虫ペダル」「有頂天家族2」などのキャラクターが描かれたコラボポスターも制作される。

 会見に登場した門川大作京都市長は「マンガ、アニメの文化がさらに発展し、担い手が増えていくための取り組みをしていきたい」と意気込んだ。また、文化庁の京都の先行移転組織となる地域文化創生本部が4月に設置されたこととイベントの関係について「文化と観光、ものづくり、経済、国際社会に関するさまざまな取り組みをしている。日本中でマンガ、アニメで地域おこしをしているが、そのモデルになりたい」と話した。会見には、イベントのオフィシャルサポーターを務める声優の佳村はるかさんも登場した。

 京まふは、京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会と京都市が主催するイベントで2012年にスタート。関西の企業と首都圏企業のビジネスの連携や、関西の若手クリエイターの育成、マンガやアニメファン、外国人観光客の誘致などを目的としている。昨年は2日間で過去最高となる約4万4000人が来場し、今年は4万5000人の来場を見込んでいる。みやこめっせ会場の入場料は前売り券が各日1200円。チケットは7月下旬に発売予定。小学生以下は無料。

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