ダンス・ボーカルグループ「EXILE」のTAKAHIROさんが22日、品川プリンスホテル「クラブeX」(東京都港区)で23日から上演される主演舞台「MOJO(モジョ)」の公開ゲネプロの前に会見。TAKAHIROさんは今回が初舞台で「一言で言うと本当にドキドキです。けいこしてきて僕らが答えだと思っているものが、どう皆さんに伝わるのか。どういうところでリアクションが返ってきたり、どういう表情をしてくださるのか、自分たちもとても楽しみです」と語った。
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さらに「初挑戦なので、自分が楽しめるのか楽しめないのか、右も左も全く分からなかったんですけど、けいこを積み重ねていくうち、すごい自分は“生”というか、お客さんの前に立ってリアルなものを見せる、表現するのが好きなんだなってことを再確認しました」と充実した表情を浮かべていた。
またTAKAHIROさんは主演として「最初の方はプレッシャーを感じていた」と明かしつつ、「みんなとけいこを重ねたりとか、作品の輪郭が見えてくる中で、そんなに肩肘を張らずにフラットな立ち方できる舞台なのかなって感じたので、みんなの和というか、チーム感を大事にしながら、できるだけ引っ張っていけたら」と力を込めていた。
「MOJO」は、「007 スペクター」(2015年公開)の共同脚本も手掛けた英劇作家のジェズ・バターワースさんのデビュー作で、ロックンロール・カルチャー全盛の1950年代後半が舞台。ロンドンのクラブでは17歳のスター歌手、シルバー・ジョニーの利権を巡って地元のギャングとクラブオーナーの間にきな臭い空気が漂っており、そんなある日、事件が起こる……という内容。TAKAHIROさんはクラブオーナーの息子・ベイビーを演じ、波岡一喜さん、木村了さん、尾上寛之さん、味方良介さん、横田龍儀さんも出演する。7月14日まで同所で上演。
TAKAHIROさんは、横や後ろからも見られる“円形ステージ”に立つことについて「一言で言うとムラムラ(笑い)。すごくお客さんが近いですし、皆さんの目線がちょうどこう……。30公演あるので、おのおののその日の下半身のポテンシャルも注目していただきたい」と得意の下ネタも披露し、会場の笑いを誘っていた。
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