今週末に公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。24日は、俳優のディーン・フジオカさんの主演映画「結婚」(西谷真一監督)、俳優のメル・ギブソンさんの10年ぶりの監督作「ハクソー・リッジ」などが公開される。
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「結婚」は、直木賞作家・井上荒野さんの同名小説が原作。結婚詐欺を働く古海(うるみ)健児(フジオカさん)は、市役所勤めの女性やキャリア志向の元編集者らを次々にだましていく一方、妻と幸せな結婚生活を送っていた。ある日、被害者の1人が探偵に古海捜しを依頼したことで、だまされた女性たちがつながり、古海を追い詰めていく……というストーリー。フジオカさんが、完璧なビジュアルや香り立つ色気で女性たちをとりこにする結婚詐欺師を好演しており、はまり役といえるほどマッチしている。古海の抱える闇や女性たちの苦悩など大人なドラマにも注目したい。古海の妻・初音役を貫地谷しほりさんが演じ、萬田久子さん、中村映里子さんらも出演している。
「ハクソー・リッジ」は、1945年の沖縄・前田高地での米軍と日本軍の激戦を、実話に基づき描いた戦争映画。「汝、殺すなかれ」という教えを胸に生きてきたデズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールドさん)が、戦争が激化する中で陸軍を志願し、沖縄の「ハクソー・リッジ」での戦闘で想像を絶する体験をする……というストーリー。米軍が撤退に追い込まれる中で戦場に残ったドスが仲間を救出しようと奮闘するシーンの凄惨(せいさん)さには言葉を失うこと必至。恋人ドロシー役でテリーサ・パーマーさん、上官グローバー大尉役でサム・ワーシントンさんが出演している。
そのほか24日は、俳優の向井理さんの祖母・芦村朋子さんの半生記を、向井さん自身が企画に携わって映画化した「いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)」(深川栄洋監督)が公開。また劇場版アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 『発進篇』」(羽原信義監督)が24日から2週間限定で劇場上映される。
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