フィギュアスケートの村上佳菜子さんら6人の女性アスリートが27日、神田明神(東京都千代田区)で開かれた浴衣のファッションショーに登場した。村上さんは、間もなく迎える七夕の日にちなんで、用意された短冊に「プロ生活が充実しますように」と書き、「2カ月前に引退したばかりで、いろいろなイベントに出させていただいているのですが楽しい」と振り返っていた。
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村上さんは「現役のときは、スケートリンクに缶詰めだった。おしゃれが好きでも(当時は)思うようにできなかったが、今は思う存分にしている」と話した。ランウエーでは、手を振ったり、体を反らせてスケートを思わせるポーズをとるなどショーを楽しんでいた。
「アスリート神前コレクション2017~浴衣まつり@神田明神」は、「『勝負の神様』として知られる神田明神でアスリートが浴衣になる」というコンセプトで開いた。国内スポーツと日本の伝統美への関心の向上が狙い。空手の植草歩選手、柔道の田知本遥選手、パラトライアスロンの秦由加子選手に加え、近年引退した競泳の星奈津美さんと寺川綾さんも出席し浴衣姿でランウエーを歩いた。浴衣は、共立女子大の家政学部被服学科の学生が制作した。
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