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きみの声をとどけたい:新人声優ユニット「NOW ON AIR」に聞く 初のアフレコで「涙が出そうに」

アニメ
劇場版アニメ「きみの声をとどけたい」でメインキャラクターの声優を務める「NOW ON AIR」

 新人声優ユニット「NOW ON AIR」がメインキャストとして出演する劇場版アニメ「きみの声をとどけたい」(伊藤尚往監督)が25日、公開される。「NOW ON AIR」は、約3000人が応募したオーディションに合格した6人組で、同作で声優に初挑戦した。まだ初々しいメンバー6人に、オーディション、活動、アフレコなどについて聞いた。

 ◇それぞれの思いを胸にデビュー

 「NOW ON AIR」は2016年8月、東北新社とCSファミリー劇場がタッグを組んだ「キミコエオーディション」の合格者6人で結成。3月にはデビューシングル「この声が届きますように」が発売された。

 メンバーの飯野美紗子さんは「ずっと声優や歌手になりたくて、いろいろなオーディションを受けていたけど、結果が振るわなかった。二十歳を区切りに夢を考え直そうとしていました。これが19歳で結果が出る最後のオーディションでした」と明かし、田中有紀さんも「17歳の年でオーディションを受けたのですが、高校3年生で、進学か?声優か?と岐路に立っていました。看護の専門学校に行くことも考えた。最後のオーディションにしよう!という気持ちだった」と振り返るように、6人がそれぞれ思いを胸にオーディションに臨んだ。

 片平美那さんは「小学生の時から声優になりたい!と思っていた」、鈴木陽斗実さんは「音楽しかやってこなかったので、オーディションに受かるまでは演じる側になるとは、想像できなかった」、岩淵桃音さんは「アニメは大好きだけど、今まで打ち込めるものがなかった。大きいことをしてみたいけど勇気がなかった。チャンスだと思った」と動機はさまざまだった。

 そんな「NOW ON AIR」も16年8月のオーディション合格から約1年がたった。ラジオやテレビ番組、イベントなどさまざまな活動を経て、飯野さんは「最近、みんなの個性が分かってきて、MCなども仕切れるようになってきました。最初は手探りでした。普通の大学生だったので、分からないことだらけだった」と成長を実感している様子。また、神戸光歩さんは「分からないことだらけだけど、現場で学んで、みんなで話をして、修正しています」と話す。

 ◇目標はワンマンライブ

 「きみの声をとどけたい」は、湘南を舞台に、女子高生たちの悩み、葛藤、夢などを描く。将来の夢が見つからず少し焦っている行合なぎさが、何年も使われていないミニFMステーションに迷い込み、出来心からDJのまねごとをしたことをきっかけに、仲間たちとラジオ番組を始めることになる……というストーリー。

 6人はメインキャラクターの女子高生を演じ、アフレコに初挑戦した。本番を前に音響監督と共に特別レッスンを行ったといい、飯野さんは「一シーンごと、せりふの単語ごとに丁寧に教えていただきました。特別なことをやらせていただいた」と語る。片平さんは「勉強することばかりで、頭がパンクしそうになった」と振り返る。

 アフレコ本番では、神戸さんが「先輩方がいる中で練習通りできず……。難しかったです。失敗したら、皆さんに迷惑をかけてしまう……と考えてしまった」と不安も多かったというが、片平さんが「皆さんがすごく優しくて、涙が出そうになりました。泣いたら、しゃべれないので、こらえていました」と先輩にサポートされながらやり遂げた。

 物語の鍵を握るキャラクター・矢沢紫音を演じる三森すずこさんとはイベントでも共演するなど、声優の先輩として支えてもらったという6人。飯野さんは「三森さんは『リラックスだよ!』と言ってくれたり、休憩時間に干し芋をいただいたり。優しかったです」と感謝の気持ちを語る。

 成長中の「NOW ON AIR」だが、今後の目標として「ワンマンライブ」を挙げる。飯野さんは「それぞれの個性が出てきたので、みんなの個性を見せられるライブをするのが目標。楽器の演奏だったり、朗読劇だったり、やってみたいですね」と意欲を見せる。「きみの声をとどけたい」をきっかけに、今後の活動にますます注目が集まりそうだ。

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