バイオリニストの星野沙織さんが、このほどMANTANWEB編集部を訪れ、バイオリンの生演奏を披露した。コスプレ好きの星野さんは、全身がバイオリンに見える“バイオリンの妖精”コスプレで、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」のオープニングテーマと「千本桜」の2曲を熱演。コスプレの可愛らしさとは裏腹に、迫力ある演奏で魅了した。
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星野さんはコスプレ衣装を自身でデザインしたといい、髪留めはバイオリンのヘッド、イヤリングには本物のペグ(糸巻き)を使用。弓やネックを、腕を含む上半身で表現した。ウエストのコルセット部分にはバイオリンの音が出るf字孔をあしらい、スカートにはテールピースとあご当ての部分を取り入れ、ブーツにはト音記号の飾りを施すなど、細部にこだわったという。星野さんは「5月から制作に取り掛かったが、見せ方で苦労した」と試行錯誤したことを明かし、「着ぐるみ感が出てるかも」と仕上がりに満足げだった。
今年で音楽活動10周年を迎えた星野さんは、節目として自身が作曲したオリジナルCDを12月に発表することとなり、クラウドファンディングプロジェクトを設立。「数年前から自分で楽曲を作っていて、ライブでも演奏をしていた。周囲から『オリジナルのCD出さないの?』と言われていて……」と明かし、「今年のうちに形にしておきたかったし、周りの演奏家の人も利用していたので」とクラウドファンディングでの支援を募っている。出資者にはサイン入りCDやクレジットに出資者の名前が入る特典などがついてくる。
他の音楽家らと演奏活動を行っているという星野さん。今後の目標については「大好きなアニメやゲームのお仕事もできたら……」と笑顔で語りながら、「(単独で)CD発売ライブをやること。着たい服を着て演奏できたら」と目標を定めていた。