今週シネマ:1、2日公開の映画「トリガール!」「スキップ・トレース」「新感染~」…話題作続々

映画「トリガール!」のワンシーン (C)2017「トリガール!」製作委員会
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映画「トリガール!」のワンシーン (C)2017「トリガール!」製作委員会

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。1日には、土屋太鳳さん主演の映画「トリガール!」(英勉監督)、ジャッキー・チェンさんの主演最新作「スキップ・トレース」(レニー・ハーリン監督)、韓国発の映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」(ヨン・サンホ監督)が公開された。

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 「トリガール!」は、芝浦工業大学出身の作家、中村航さんが、母校の人力飛行サークルをモデルに描いた同名小説が原作。土屋さんが演じる女子大生のゆきなが、間宮祥太朗さんが演じる坂場と高杉真宙さんが演じる圭とともに人力飛行機を飛ばそうと奮闘する姿が描かれる。ゆきなと坂場の歯に衣着せぬ言い合いや、サークルのメンバーが一丸となって飛行機を飛ばそうとする姿が見どころだ。

 「スキップ・トレース」は、チェンさんが演じる香港のベテラン刑事ベニー・チャンとジョニー・ノックスビルさんが演じる米国人詐欺師が、ひょんなことから追われる身となり、世界中で逃亡劇を繰り広げるバディムービー。チェンさんがいかだで川下りする逃亡シーンや、マトリョーシカを盾に使ったバトルシーンといった体を張ったアクションが見どころだ。

 「新感染 ファイナル・エクスプレス」は、2016年のカンヌ国際映画祭で大きな反響を呼んだ韓国発のサバイバルアクション。人間を凶暴化させる謎のウイルスに感染した女性が乗車し、乗客に感染が広がりながら進行する特急列車の車内を舞台に、幼い娘と2人で生き延びようとする父親の戦いを描く。いわゆる“ゾンビ映画”の一種だが、家族愛や仲間愛を描きつつ、政府の情報操作といった社会性も持たせており、米国でのリメークが決定したというのもうなずける充実の仕上がりとなっている。

 そのほか2日には、山口ミコトさんが原作、佐藤友生さんが作画を担当したマンガを基に実写化した「トモダチゲーム」シリーズの完結編「トモダチゲーム 劇場版FINAL」(永江二朗監督)や、アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインや作画を担当した安彦良和さんのマンガが原作の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」(安彦良和総監督)が公開される。

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