タレントの時東ぁみさんが10日、東京都内で行われた「第3回みんなのアレルギーEXPO 2017」(日本環境保健機構ほか主催)に登場し、テープカットを行った。2007年に防災士の資格を取得した時東さんは、普段は子供向けの防災イベントに参加しているといい、「(今回は)大人の皆さんと一緒で、いつもと空気が違う」と戸惑いつつも、取得のきっかけや現在の活動について語った。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「小さい頃からボランティアや何かお手伝いすることが好きで、本当はそういう職業に就こうと思っていたんですが、17歳で『ミスマガジン』に選ばれて芸能界に入ったので、大学進学ができなかった」という時東さん。「『こういう資格があるぞ』と、当時のプロデューサーのつんく♂さんに教えてもらったのがきっかけ」で、防災士の資格を取得したという。この日は、専門家とともに「アレルギーと防災」をテーマに意見を語った。現在は、けがをしたときの止血法やAED(自動体外式除細動器)の使い方などを学習できる「防災カードゲーム」などで、子供から防災の興味を持ってもらえるように活動しているという。
「第3回みんなのアレルギーEXPO 2017」は、最新のアレルギー対策の知識が学べるイベント。アレルギー対策に携わる専門家のセミナーが開催されるほか、関連企業がブースを出展し、環境由来の健康問題に取り組んだ商品などを紹介している。時東さんは、同時開催の「災害時の住環境・生活環境EXPO 2017」で、防災啓発を訴えるためにブースを出展し、来場者と写真撮影会を行ったり、防災ゲームなどをして来場者と触れ合う。時東さんは「防災やアレルギーの分野の最先端のみなさんが集まっていると思うので、私もこれから勉強したい。防災という分野が難しいとか、つまらなそうという考えではなく、楽しく学べるんだよっていうことを伝えられたら」と意気込んでいた。イベントは11日まで。