増田俊樹:“ぼっち”レッドカーペットは緊張でガクガク 橋本環奈を“スーっ”と追い抜き…

「セカイ系バラエティ 僕声」のトークイベントに登場した増田俊樹さん
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「セカイ系バラエティ 僕声」のトークイベントに登場した増田俊樹さん

 劇場版アニメ「KING OF PRISM by PrettyRhythm(キンプリ)」の仁科カヅキ役や「刀剣乱舞」の加州清光役などで知られる人気声優の増田俊樹さんが28日、六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)で行われたバラエティー番組「セカイ系バラエティ 僕声(ぼくこえ)」のトークイベントに住田崇監督と登場。25日に同所で開催された「第30回東京国際映画祭」のレッドカーペットイベントでは番組を代表し、一人で赤じゅうたんの上を歩いた増田さんは、「当日まで監督がいるものだと思っていた。『監督は何時入りですか』って聞いたら、『今日は歩きませんよ』って言われて緊張がグンッて上がって、本当にガタガタ震えていましたよ」と振り返った。

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 また、増田さんは、事前に「前に歩いている人を抜かしてもいい」とレクチャーを受けていたことを明かすと、「一歩出たら、そこに橋本環奈さんがメディアの人に捕まっていて。もし“追い抜かしOK”って知らなかったら、意味もなくずっと見切れていたと思う」と安堵(あんど)の表情。さらに「抜かしていいって知っていたから、何事もなかったかのようにスーッて(追い抜いた)。レッドカーペットってこんなに早く終わるんだって(笑い)。でもお客さんから『増田さん!』って声をかけてもらって、握手してサインして、ちょっとしたハリウッド俳優気分でした」と笑顔を見せた。

 「僕声」は、WOWOWとGYAOの共同製作で、番組タイトルは、アニメやマンガで主人公が葛藤しながら自らの手で世界を救おうとする「セカイ系」に由来。増田さんに加え、浪川大輔さん、森久保祥太郎さん、武内駿輔さん、西山宏太朗さん、鈴木達央さんら人気声優が出演し、「声優の武器である声によって世界を救う」をテーマにドラマやコント、歌をはじめとする映像表現に挑戦する。GYAO!で前編(全3回)を12月22日から毎週金曜に1話ずつ無料配信。WOWOWで後編(全2回)を2018年1月5日から毎週金曜に1話ずつ無料配信(WOWOW WEB会員登録が必要)する。

 連続ドラマ「住住」や「架空OL日記」などを手掛けてきた住田監督は、「声優さんだけが出られている番組を僕が面白いと思ったことがなかったので、逆に『やってやろうか』って(仕事を引き受けた)」とぶっちゃけると、増田さんは「そういう気持ちは僕らも持っておかないと。役者も男の子ですから、たぎるものが用意されていると『他の作品に絶対に負けねーよ』ってなる」と呼応し、会場を盛り上げていた。

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