俳優の大泉洋さんが9日、大阪市内で行われた映画「探偵はBARにいる3」(吉田照幸監督、12月1日公開)の公開記念プレミアイベントに、松田龍平さん、北川景子さんとともに出席。イベントは道頓堀川で行われ、会場には約5000人のファンが集まった。同映画が北海道を舞台にした作品であることから大泉さんは「大阪の皆さんが北海道の(作品)を見に集まってくれたかと思うとうれしさでいっぱいでございます」と喜んだ。
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作品について大泉さんは「だいたい皆さん僕がひどい目に遭っているのを見て笑うんです。今回は、パンツ一丁で冬の北海道の海で船に縛られるのは寒かったですよ。2月の小樽の海はしゃれにならなかったです」と回顧。松田さんは「迫力があるアクションになっていると思います。敵にやられるシーンも楽しかったです」と見どころを語り、北川さんは「依頼人として2人のことを困らせるのはすごい楽しかったです」と撮影を振り返った。
イベントの最後には、大泉さんが「私はこの映画を3で終わらせる気はありません。そして、4の舞台を道頓堀にすると決めました」と宣言。「道頓堀を根城にする『探偵はBARにいる4 浪速珍道中』という話にすると僕は思っていますが、プロデューサーがなんと言うかは分かりません!」と語っていた。
「探偵はBARにいる」は、札幌市出身の作家、東直己さんの「ススキノ探偵シリーズ」(ハヤカワ文庫)が原作。札幌ススキノを舞台に、その街の裏も表も知り尽くした“探偵”の活躍を描いており、2011年に「探偵はBARにいる」が、13年に「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」がそれぞれ公開された。
今作では、人捜しの依頼を受けた探偵(大泉さん)と相棒の高田(松田さん)が、失踪した女子大生について調べていくうちに、モデル事務所の美人オーナー、マリ(北川さん)と出会う。謎に包まれたマリに翻弄(ほんろう)される探偵たちは、やがて大事件に巻き込まれていく……というストーリー。
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