女子ゴルフ上原彩子選手:今年の最終戦「ベストを尽くして頑張る」

上原彩子選手(C)GettyImages
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上原彩子選手(C)GettyImages

 世界最高峰の女子ゴルファーが集まるLPGAゴルフツアー最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」が米国フロリダ州のティブロンGCで開幕する。WOWOWでは、第1日から最終日までを17日から連日放送する。最終ランキングが決まるこの大会に参加している上原彩子選手に話を聞いた。

ウナギノボリ

 ――今シーズンを振り返って、どのようなシーズンでしたか。

 中盤戦では予選落ちも続いて大変だったのですが、その時期に新しいコーチとの出会いもあって、それ以降のソーンベリー・クリーク LPGA クラシックでは優勝争いをする経験もできました。あと、エビアンではメジャーで初めて最終日を最終組でまわることができて、よい経験になりました。どちらも優勝には届きませんでしたが、自分の中では手ごたえを感じた1年になりました。

 ――シーズンを通しての収穫はありましたか。

 自分が目指しているところには、まだ届いていないです。ただ、ある程度の結果は残せましたし、秋のアジアシリーズは日本以外のすべてのところでプレーして、韓国や中国では手ごたえもありました。いろんな意味で成長できた1年でしたが、まだまだ自分の中で伸びしろがあると思うので来シーズンも楽しみです。

 ――来シーズンへ向けての課題はありますか。

 パッティングが感覚的にはよくても、入る日、入らない日があるので、もっと安定したパットができるようにオフシーズンは練習したいです。ショットはコーチと取り組んでいますが、まだゴールには届いていないのでそこももっと詰めて、安定したショットが打てるようにしたいです。

 ――今週の大会に向けて意識するポイントはありますか。

 このフロリダのコースは芝目もしっかりありますし、グリーンのリーディングやタッチ感は今週の重要なポイントになると思います。あとは、距離もしっかりあるので長いクラブも使って、それに伴ってロングパットの場面も出てくると思うので、そこも含めてスコアを作っていきたいです。

 ――このコースの印象はいかがですか。

 距離と風があります。あと、グリーン上の芝目も強いので、そういった意味ではスピード感を作るのがポイントになるかと思います。

 ――この場所の相性はどうですか。

 このコースでプレーするのは、ルーキー以来なので戻ってくることができてうれしいです。当時は、今より距離が出ませんでしたが、セカンドでチャンスを多く作れました。コースの距離は長いですが、悪い印象はないですね。

 ――そうなると相性はよさそうですね。

 よいとは言い切れませんが、ルーキーのときに長いクラブを使っても多くのバーディーチャンスを作れていたので楽しみです。

 ――今週の目標は。

 なんといってもこれが最終戦になるので、この1年、満足できる終わりを今週で締めくくれるようにベストを尽くして頑張ります。

 *……WOWOWでは「CMEグループ・ツアー選手権」を17~19日に連日放送する。17日はWOWOWプライムで午前6時半から。18日はWOWOWライブで午前6時半から放送し、深夜3時からWOWOWプライムで生中継する。19日は深夜3時から生中継。17日は無料放送。

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