ファミコンの“16連射”で知られる“ゲームのカリスマ”高橋名人が13日、映画コメンテーターの有村昆さんプロデュースの人狼ゲームスペース「VR人狼渋谷」(東京都渋谷区)で、東京大などが開発したAI(人工知能)と人狼ゲームで対決、見事勝利を収めた。
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「VR人狼渋谷」は、有村さんの人狼ゲーム好きが高じて企画。若者を中心に人気の人狼ゲームを映像とVR(仮想現実)を駆使して楽しめ、ゲームの制限時間や昼と夜のターンを投影したスペースで人狼に襲われるシーンをVRで体感できる。映像は有村さんの知人の元ルーカスフィルムのクリエーターが制作、FM局「J-WAVE」のDJサッシャさんがナレーターを務めている。
今回、オープン記念のイベントとして、高橋名人が鳥海不二夫・東京大准教授と狩野芳伸・静岡大准教授が開発したAIとそれぞれ対戦し、見事に連勝した。高橋名人は「将棋やチェスはマス目の限界があるが、人狼ゲームは言葉によるだまし合いで究極のゲーム。まだ人間が勝てるけど、AIの進化でいつまで勝てるかは分からない」と評価していた。有村さんは「アナログな人狼ゲームに映像やVRを取り入れることで可能性が広がる。渋谷を“人狼の聖地”として盛り上げていきたい」と話した。
イベントには、人狼ガールのグラビアアイドル、小島みつみさんとアンジュさんが水着姿で登場。今後2人が水着姿の人狼となってVRで現れる予定。営業時間は月〜木曜が貸し切りで、金曜日が午後7〜11時、土日休日が午後1〜5時と同6〜10時。