鈴木亮平:直虎・柴咲コウから大河のバトン 「本当に重い重いもの」

「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した柴咲コウさん(右)と鈴木亮平さん
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「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した柴咲コウさん(右)と鈴木亮平さん

 放送中のNHK大河ドラマおんな城主 直虎」で主演を務める女優の柴咲コウさんと2018年の同「「西郷(せご)どん」に主演する俳優の鈴木亮平さんが30日、東京・渋谷の同局でバトンタッチのセレモニーを行った。柴咲さんは浜松市のみかん、鈴木さんは鹿児島県の伝統工芸品・薩摩(さつま)切子のグラスを贈り合い、鈴木さんは「僕はまだ走り始めたところなんですけど、大河のバトンというのは本当に重い重いものと思っております」とかみしめるように語った。

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 柴咲さんは「(撮影は)本当にあっという間という感覚だった。夢中でやっていたら終わっていたなって、作品に没頭できたなって」と振り返ると、「鈴木さんは楽しみながら撮影してください」とエール。一方、鈴木さんは「明日は井伊家がいかに幕府で強大な力を持っていて、あいつらを何とかしなければいけないってシーンを撮るので、いま柴咲さんと会ってしまうと、迷いが出てしまう」と困っていた。

 最後に鈴木さんは「『西郷どん』の西郷隆盛はとにかくよく笑ってよく泣いてよく走る。日曜日ドラマを見ていただいて、あんなにも体の大きな男が必死になって走り回っているなら、月曜から私も頑張ろう、オレも頑張ろうって思ってもらえるようなドラマになっていると自信は持っていますので、ぜひ2018年1月からは『西郷どん』をよろしくお願いします」と呼びかけていた。

 「おんな城主 直虎」は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母に当たる主人公・直虎が男の名で家督を継承。今川、武田、徳川が領地を狙う中、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら生き延びていく物語。12月17日に最終回を迎える。

 「西郷どん」は、維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛が主人公。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)の愚直な姿にカリスマ薩摩藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。放送は18年1月7日からスタートする。

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