米国ラスベガスで今月26日(日本時間27日)に開催された「2017ミス・ユニバース世界大会」に日本代表として出場し、ナショナル・コスチューム賞(特別賞)を受賞した阿部桃子さんが30日、東京都内で行われた「2018ミス・ユニバース・ジャパン」の東京大会最終選考会に出席し、審査員を務めた。阿部さんは、黒い刺しゅうが施されたと赤いドレス姿でランウエーを華々しく歩いた。
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阿部さんは「おととい、世界大会から戻ってきまして、たくさんの方に声援をいただき、幸せに思います。ミス・ユニバースになるという夢は、かないませんでしたが、少しでも日本の良さを伝えられたのではと思います。そして、日本にお土産を持ち帰ってこられてうれしいです。この経験が良い思い出になるのではなく、人生の糧としてこれからも生かしたいと思います」と満面の笑みを見せた。
ナショナル・コスチュームは、各国の代表が自国の文化や伝統、民族性などをモチーフに、さまざまなアイデアを盛り込んだ衣装で、世界大会の見どころの一つ。阿部さんのコスチュームは、黒一色から一瞬で市松模様に変わる、歌舞伎の「早変わり」の手法を活用した斬新な仕掛けがあり、手には「美」と筆書きされた巨大な扇子を持つスタイルだった。日本代表がナショナル・コスチュームコンペティションで1位を獲得するのは、06年の世界大会で2位となった知花くららさん以来、11年ぶりだった。