小林幸子:インフルエンサー100人と新曲お披露目ライブ 紅白なくても大みそかは大忙し

新曲「存在証明」のお披露目インスタライブを開催した小林幸子さん
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新曲「存在証明」のお披露目インスタライブを開催した小林幸子さん

 歌手の小林幸子さんが4日、ニコファーレ(東京都港区)で新曲「存在証明」のお披露目インスタライブを開催した。イベントは、ステージで歌う小林さんをインフルエンサー100人が取り囲み、おのおのの視点から、自身のフォロワーに向けて同時にライブ配信するという日本初の試み。白のゴージャスなドレスに身を包んだ小林さんは「みんなどうもね! どうしていいか分からない。手を振ればいいんですかね?」と声援に応え、熱唱する姿を無数のスマホで撮影されていた。

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 小林さんが新曲を発売するのは約1年半ぶり。居場所のない現代の若者へ向けた歌だと言い、「大丈夫だよ、君はそのままで生きていけばいい。否定的な意味の言葉の検索には意味がないから、頑張れと母親的な気持ちで歌わせてもらった」と歌に込めた思いを語った。ライブ配信の後は「何か初めて、こんなに近くでみんなに囲まれて、カメラを向けられて、最初はドキドキしましたけれど、みんな同じ笑顔になってくれているのを見て、ものすごくうれしかったです。私が一番楽しいかもしれない」と充実した表情を見せた。

 イベント中には、5日で64歳の誕生日を迎える小林さんが、スタッフから花束をプレゼントされる場面も。「どうもありがとう。いくつって聞かないでね? 年齢なんて記号みたいなもの」と言いながらも、背景の画面に映ったファンからのメッセージに大喜びで、「私にとって忘れられない記念日になりました。一番大事なのは健康なこと。無理しないで頑張っていきましょう」と呼びかけた。

 また、小林さんは今年1年を振り返って、「ネットの皆さんと知り合えたことによって、いろんな歌の幅とかジャンルを超えて歌わせていただいて、今、本当に楽しいです。忙しかったですね。いろんなコスプレをした。今後もやり続けようと思っています」と笑顔で語った。年末年始は「正直、31日にいっぱい、お話をいただいているんです。どういうふうにさせていただこうかと、スタッフと(計画している)。オフにはならない。細かいことは言うなと(スタッフに)言われています」と何か計画があると言い、年始も「お陰さまで、コンサートがずっと入っています」と多忙な様子だった。新曲は6日発売、1300円。

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