ポツンと一軒家:元銀行員のロマンが詰まった手造りログハウス テラスは「遠山の金さん」のお白州をイメージ 眺めのいい岩風呂も

6月22日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
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6月22日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。6月22日の放送では、千葉県の山深い土地に自作のログハウスを建てた76歳男性の暮らしに密着する。

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 ゲストは、歌手の小林幸子さんとタレントのホラン千秋さん。小林さんは「このスタジオに来れて本当にうれしいんです!」と大喜び。「番組を見ているとグッときますし、⾃分と重なる部分もいっぱいあるんです。住んでみたいと思うんですが、1か⽉が限界かもしれないです」と語り、虫の話題などスタジオトークが盛り上がる。

 捜索隊が最寄りの集落で住民に衛星写真を見せると、「わかりますよ」と心強い返事。⼈⾥離れたかなりの⼭奥にある⼀軒家のようで、⾏き⽅を確認すると、⼭の中腹あたりに農地⽤のため池があり、そのさらに奥に建っているのだとか。「地元の⽅でも⽴ち⼊らないような場所らしい。

 教えてもらったとおりに集落を抜け⼭道へと⼊ると、道はどんどん狭くなっていく。やがて、ため池が眼前に⾒えてきた。そこから先は、道が⾒えないほど草⽊が⽣い茂っている。⼈が暮らす痕跡はまったく⾒当たらない。捜索隊の車は茂みに突入し、草⽊をかき分けるように森を抜けていくと、ログハウスのような建物が⾒えてきた。

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 「まさかここに来るとは思わなかったなあ」と苦笑い交じりに迎えてくれたのは76歳の男性。週の半分はここで過ごしており、85キロほど離れた⾃宅とこの地で2拠点⽣活をしているという。かつては銀⾏員として働いた男性は、50代で⼭奥にある500坪の⼟地を購⼊した。「周囲に誰もいないというところに惹(ひ)かれてこの⼟地を購入したんですよ」と語る。

 60代になって⾃分一人でログハウスを建てた。施⼯経験はなく独学で家を建てたというが「すべてハンドメイド。素⼈ですから設計図なんてないです。日曜大工の延⻑ですね」と男性はほほ笑む。

 ⼭⼩屋⾵のおしゃれな建物の室内には広々としたリビングにロフト、⾃作の岩⾵呂も設置されている。しかも、デッキテラスはテレビドラマシリーズ「遠⼭の⾦さん」に登場するお⽩洲をイメージした造りで、割栗⽯(わりぐりいし)を使った⽯階段も自分で作ったというから驚きだ。

 「道楽、ですかね」と語る男性の姿に、ゲストのホランさんは「夢とロマンが詰まっている暮らしで、本当に素敵でした!」と感動した様子だった。

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