宇宙兄弟:作者が「ラストスパート」と発言 会場のファンざわつく

マンガ「宇宙兄弟」の連載10周年を記念したファン向けイベントに参加した小山宙哉さん
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マンガ「宇宙兄弟」の連載10周年を記念したファン向けイベントに参加した小山宙哉さん

 小山宙哉さんの人気マンガ「宇宙兄弟」の連載10周年を記念したファン向けイベントが10日、講談社(東京都文京区)で開催され、小山さんがマンガについて「あと何年続くか分からないけど、ラストスパートに来ています」と発言し、イベントに集まった約180人のファンをざわつかせた。

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 発言は、イベント終盤の最後のあいさつで飛び出した。小山さんは「結構長いラストスパートになるかもしれないけれど、今後とも応援よろしくお願いします」と結び、会場からは大きな拍手が巻き起こった。

 続けてあいさつをした初代担当編集の佐渡島庸平さんは「『宇宙兄弟』を始めるときに、僕も小山さんも『スラムダンク』が大好きなので、ずっと『スラムダンク』を超えるような作品を作ろう、山王戦をやりたいよねと話していました。小山さんから電話が来たときに、僕が『ついに山王戦のホイッスルが鳴りましたね』と感想も言いました。あとどれくらいか分からないけど、皆さんと盛り上げていきたいです」と語った。

 この日のイベントにはせりかの声を担当した声優の沢城みゆきさんらも登場。アニメ化されていないマンガをスクリーンに映して沢城さんが生で声を当てる「作品朗読」や、アニメのエンディングテーマを歌った音楽ユニット「カサリンチュ」のライブ、ファン同士が最新刊の32巻の感想を語り合う「読書会」、プレゼントが当たる「じゃんけん大会」などが催された。

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