沢城みゆき:「宇宙兄弟」の演技絶賛にガッツポーズ! 

マンガ「宇宙兄弟」の連載10周年を記念したファン向けイベントに参加した沢城みゆきさん(右)と小山宙哉さん
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マンガ「宇宙兄弟」の連載10周年を記念したファン向けイベントに参加した沢城みゆきさん(右)と小山宙哉さん

 小山宙哉さんの人気マンガ「宇宙兄弟」の連載10周年を記念したファン向けイベントが10日、講談社(東京都文京区)で開催され、小山さんやアニメ版でせりか役を演じた声優の沢城みゆきさんらが登場した。小山さんはアニメ版のオーディション時に20人近くの声優を声を聞いたと話し、沢城さんについて「せりかがお母さんに電話しているところで、電話している向こう側のお母さんの存在を感じる演技だった。ちょっと他の方と比べて差がついてたんです」とエピソードを明かし、聞いていた沢城さんは「やったー!」とガッツポーズで喜んだ。

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 沢城さんは「オーディションだと『ご両親はいかがですか』っていう質問が必ず出るんですけど、その人の個性が出るんですよ」と言い、「両親のことを聞かれると人ってうそがつけなくなるのが分かっていて、『宇宙兄弟』って難しい言葉が出てこないのに感動する作品だから、『お母さん』っていうせりふが勝負どころだなって思った。そこだけはうそがないように思っていました」と当時の心境を明かした。

 また沢城さんは、アニメで主人公の南波六太役を演じた声優・平田広明さんについて「大事なシーンでめちゃくちゃ集中しなければいけないときでも、隣で『俺、次どんな役』とか話していて。集中しないといけないときに、あの人わざとそういうことするんです」と言い、「邪魔だなって思うこともあります(笑い)」とジョークを飛ばしつつ、「ただ、作品って総力戦なんですよね。私が1人でピリピリしているのがいいときもあれば、悪いときもあるから、全員で助けてもらうつもりで挑んでいます」と明かした。

 この日のイベントには約180人のファンが来場。アニメ化されていないマンガをスクリーンに映して沢城さんが生で声を当てる「作品朗読」や、アニメのエンディングテーマを歌った音楽ユニット「カサリンチュ」のライブ、ファン同士が最新刊の32巻の感想を語り合う「読書会」、プレゼントが当たる「じゃんけん大会」などが催された。

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