俳優の千葉雄大さんが16日、東京都内で開かれた劇場版アニメ「映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」(ウシロシンジ監督)の初日舞台あいさつに登場。「妖怪は人の思いを具現化する」として、自分はどんな妖怪になるかと聞かれると、千葉さんは「腹筋が生まれてから割れたことないので。割れている人はいいなあと思います。バキバキ妖怪ですね」と願望を明かした。
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「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメシリーズ第4弾で、前作から30年後の世界が舞台。この日はキャストの30年後の占い結果も発表され、千葉さんは「舞台で活躍しヒール(悪役)で当たり役があり、愛妻家で尻に敷かれた夫婦関係」という結果に「ヒール役が気になる。性格が悪いってことですかね?」と自虐しつつ、「尻に敷かれたほうがうまくいくといいますからね。僕のことを尻に敷ける方が現れたらいいですね。敷けるものなら敷いてみろ!」と切り返していた。
舞台あいさつには、上白石萌音さん、原作ゲームの“生みの親”のレベルファイブの日野晃博社長も登場。30年後について「芸術家の才ありで、新しい芸術ジャンルを確立」と占われた上白石さんは「思い当たることはありませんね」と答えて観客の笑いを誘った。自身の妖怪化については「背が高くてしゃべってばかりの妖怪ですね。身長が伸びたい願望がありますが、現世では無理なので」と明かしていた。
日野社長は、今作の舞台を30年後にしたことについて「毎回新しいことをしなければと思った。妖怪ウォッチの妖怪は可愛いというイメージですが、本来の妖怪は怖かったり、攻撃してきたりするなどいろいろな面を持っている」と説明。「続きを見たいと思いませんでしたか? 実は結構近いうちに続きが見られると思います。2018年もかなり面白いことが起きますので」と明かした。
同作は、シリーズの主人公・ケータの娘で、「妖怪ウォッチ」の継承者・ナツメ(上白石さん)が、ジバニャンと共に、人の悪意に感染して増殖する妖怪ウイルス「鬼まろ」と戦う……という内容。千葉さんは妖怪ウォッチ「オーガ」を手にする少年・トウマ役の声優を務めている。1968年に放送されたテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で初代鬼太郎を演じた声優の野沢雅子さんが再び鬼太郎の声を担当し、鬼太郎ファミリーも登場する。
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