阿部寛:松嶋菜々子に「やっぱ超キレイだな」 映画ロケ地でヒット祈願 

映画「祈りの幕が下りる時」のヒット祈願を行った阿部寛さん(左)と松嶋菜々子さん
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映画「祈りの幕が下りる時」のヒット祈願を行った阿部寛さん(左)と松嶋菜々子さん

 俳優の阿部寛さんが21日、女優の松嶋菜々子さんと映画「祈りの幕が下りる時」(福澤克雄監督、27日公開)のヒット祈願を東京・日本橋にある水天宮で行った。ダークスーツ姿の阿部さんとあでやかな着物をまとった松嶋さんは公開前最後のイベントとして、映画の舞台となった日本橋に舞い戻った。松嶋さんの着物姿の印象を聞かれた阿部さんは「やっぱ超キレイだな」と今作で演じた加賀恭一郎のせりふを用いて表現し、周囲の笑いを誘った。

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 水天宮で祈祷(きとう)を受けた阿部さんは「公開が待ち遠しいです。皆さんに早くお届けしたいですね」とコメント。松嶋さんも「ワクワクしています。たくさんの方に見ていただきたいです」と話した。阿部さんは日本橋への思いを「本当に皆さんにお世話になりました。ここは僕にとって第2の故郷です」と感慨深げに語った。今年の抱負を聞かれると、阿部さんは「まずはこの映画をできるだけたくさんの方に見ていただくことです! それから先は、その後、考えます」と笑顔で答えた。松嶋さんは「1月からこのような大作に関わることができ、士気が上がっています。このまま1年、頑張っていきたいです」と力を込めた。

 阿部さんが主演を務めた「新参者」は、人気作家・東野圭吾さんの小説が原作で、2010年4~6月にTBS系「日曜劇場」枠でドラマが放送された。その後、2本のスペシャルドラマ「赤い指」(11年)、「眠りの森」(14年)が制作され、12年には映画「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」が公開されるなど人気シリーズとなった。

 今回は、13年9月に発売された「加賀恭一郎シリーズ」10作目の「祈りの幕が下りる時」(講談社)が原作。これまで明かされていなかった加賀の“母の失踪の謎”が明らかになる。東京都葛飾区小菅のアパートで、滋賀県在住の押谷道子の絞殺死体が発見された。アパートの住人、越川睦夫も行方不明になっていたが、2人の接点が見つからず、捜査は難航する。やがて捜査線上に舞台演出家・浅居博美(松嶋さん)が浮かび上がる……というストーリー。加賀のいとこで捜査1課の刑事・松宮脩平を溝端淳平さんが演じ、昨年ヒットした連続ドラマ「陸王」(TBS系)の福澤監督がメガホンをとった。

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