フジテレビ:10月から新たな深夜アニメ枠「+Ultra」 世界に向けたアニメを ノイタミナも継続

「『Plus Ultra』~フジテレビ アニメラインナップ発表会2018~」の登壇者
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「『Plus Ultra』~フジテレビ アニメラインナップ発表会2018~」の登壇者

 フジテレビが、10月から深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」を新設することが8日、明らかになった。4月で14年目を迎える同局の深夜アニメ枠「ノイタミナ」も継続するため、深夜アニメが計2枠となる。8日、東京都内で行われた「『Plus Ultra』~フジテレビ アニメラインナップ発表会2018~」で発表された。発表会で同局の大多亮常務は「最初から世界を見据え、破格の制作費の作品をたくさん作ろうとしている。ノイタミナ、劇場版アニメ、プラスウルトラでヒットを作っていきたい」と語った。

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 新枠の第1弾として、人気スマートフォンアプリ「イングレス」「ポケモンGO」を開発したナイアンティックが参加した「INGRESS(イングレス)」を放送する。アニメを制作するクラフターの石井朋彦プロデューサーは「アニメを見るのは家だが、見終わったら、外に飛び出したくなるようなアニメ」、監督を務める櫻木優平さんは「拡張現実エンターテインメント。アニメが現実に影響を与えるような作品」と説明した。

 2019年1月には「コードギアス 反逆のルルーシュ」などの谷口悟朗監督が手がけるオリジナルアニメ「リヴィジョンズ」を放送する。「ALWAYS 三丁目の夕日」「STAND BY ME ドラえもん」などを手掛けた白組が制作し、CGを駆使したアニメになるといい、谷口監督は「渋谷がどこかに転送される。基本はパニック映画に近い。アニメーションと実写の中間のような作品」と語った。

 19年4月には「カウボーイビバップ」などの渡辺信一郎監督のオリジナルアニメ「キャロル&チューズデイ」を放送。音楽がテーマで、マンガ「ツルモク独身寮」などで知られる窪之内英策さんがキャラクターデザインを手がけ、ボンズが制作する。アニメに参加するボーカリストを募集するオーディションも開催する。

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