文化庁メディア芸術祭:マンガ部門大賞に池辺葵の「ねぇ、ママ」 “母”を描いた短編集

マンガ
「第21回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門で、池辺葵さんの短編集「ねぇ、ママ」が大賞に選ばれた。

 アート、エンターテインメント、アニメ、マンガの優れた作品を顕彰する「第21回文化庁メディア芸術祭」(同実行委員会主催)の受賞作品が16日に発表され、マンガ部門では、池辺葵さんの短編集「ねぇ、ママ」が大賞に選ばれた。

 文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメ、マンガの4部門において優れた作品を顕彰すると共に、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。今年度は世界98の国と地域から応募された4192作品の中から、大賞、優秀賞、新人賞が発表された。

 「ねぇ、ママ」は、巣立っていく息子を持つ母親の思いが空回りする「きらきらと雨」、修道院で暮らす2人の少女の物語「ザザ et ヤニク」、骨董(こっとう)屋の店主をしている独り身のおばあさんと少女の交流を描いた「夕焼けカーニバル」など“母”をモチーフにした七つの物語が収録された短編集。

 マンガ部門では、優秀賞に伊図透さんの「銃座のウルナ」、高浜寛さんの「ニュクスの角灯」、上野顕太郎さんの「夜の眼は千でございます」、山田胡瓜さんの「AIの遺電子」が選ばれた。新人賞には、久野遥子さんの「甘木唯子のツノと愛」、増村十七さんの「バクちゃん」、板垣巴留さんの「BEASTARS」が選出された。

 アニメーション部門では、劇場版アニメ「夜明け告げるルーのうた」(湯浅政明監督)と「この世界の片隅に」(片渕須直監督)の2作品が大賞に選ばれた。アート部門では、砂漠と海のそれぞれの映像にデジタル処理を行うことで、オリジナルの風景を超越する「メタ・ランドスケープ」を引き出すインスタレーションプロジェクト「Interstices/Opus I‐Opus II」(チュニジアのヘイサム・ザカリアさん)、エンターテインメント部門では、ゲーム「人喰いの大鷲トリコ」が大賞となった。また、実業家の田宮俊作さん、マンガ研究家の竹内オサムさんに功労賞が贈られた。

 内覧会・贈呈式は6月12日、受賞作品などを展示する受賞作品展は6月13~24日に国立新美術館で行われる。

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