落合福嗣:声優志望のきっかけ語る 学生時代に“自主トレ”も

アニメ「グラゼニ」の特別試写イベントに登場した落合福嗣さん
1 / 13
アニメ「グラゼニ」の特別試写イベントに登場した落合福嗣さん

 元プロ野球選手の落合博満さんの長男で、声優の落合福嗣さんが20日、東京都内で開かれたアニメ「グラゼニ」の特別試写イベントに登場。福嗣さんは、声優志望の理由について「映画『ターミネーター』がきっかけです。父に夢を壊されて、現実を見て……」と明かした。

ウナギノボリ

 福嗣さんは「名古屋の幼稚園にいたとき、父と一緒に映画『ターミネーター』を見て、(海外の)俳優さんが日本語ペラペラだったので感心していたんです。すると父から『声優という職業があって……』と教えられて、ショックを受けたんですよ」と話した。

 さらに「小学生の低学年のとき、父が危険球を投げられて怒っているシーンが(テレビで)あったのですが、父から(声優の声で)関西のイントネーションの言葉が出たんです。声優の仕事って面白いんだなと思って、僕も目指そうとなったんです。2段階ですね」と説明した。福嗣さんは中高生時代にビデオを使って声優の“自主トレ”をしたといい、声優志望を打ち明けたときも博満さんに「うん、知ってる。お前(自主トレを)やっていたもんな」と言われたことを明かした。

 「グラゼニ」の主人公・凡田夏之介の声優を務めることについて、福嗣さんは「大きな役、名前がないとか関係なく、一つの作品を作り上げるピースだと思っています。主役だから、脇役だからと考えたことがありません」と話した。イベントには、元AKB48の倉持明日香さん、お笑いコンビ「土佐兄弟」も出席した。

 「グラゼニ」は、森高夕次さんが原作、アダチケイジさんが作画の野球マンガで、2010年12月から「週刊モーニング」(講談社)で連載している。左のサイドスロー投手・凡田夏之介の活躍と、年俸や契約などプロ野球のシビアな世界を描く。BSスカパー!で4月6日から毎週金曜午後10時半に放送される。

写真を見る全 13 枚

アニメ 最新記事