火垂るの墓:高畑勲監督追悼で放送 視聴率は6.7%

劇場版アニメ「火垂るの墓」のワンシーン (C)野坂昭如/新潮社,1988
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劇場版アニメ「火垂るの墓」のワンシーン (C)野坂昭如/新潮社,1988

 5日に死去した高畑勲監督を追悼し、「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)で13日に放送された劇場版アニメ「火垂るの墓」(1988年公開)の平均視聴率が6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが分かった。

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 「火垂るの墓」は高畑監督の代表作。神戸大空襲を体験した故・野坂昭如さんの同名小説を原作に、父が出征中に空襲で母を亡くした14歳の少年・清太が、4歳の妹・節子と共に生きようとした姿をリアルに描き出し、戦争の愚かさと悲しさを訴える「いのちの物語」となっている。

 日本テレビでは高畑監督の訃報を受け、急きょ「金曜ロードSHOW!」のラインアップを変更。当初13日に予定していた劇場版アニメ「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」(静野孔文監督、17年公開)に代えて「火垂るの墓」を本編ノーカットで放送していた。

 なお、「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」は「金曜ロードSHOW!」で20日に放送される。

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