チャオ ベッラ チンクエッティ:結成12周年を迎える8月に解散へ グループ結成日にラストライブ

解散することを発表した「チャオ ベッラ チンクエッティ」
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解散することを発表した「チャオ ベッラ チンクエッティ」

 アイドルグループ「チャオ ベッラ チンクエッティ」が、8月2日に豊洲PIT(東京都江東区)で開催される単独ライブをもって解散することが24日、明らかになった。同日、グループの公式サイトで発表された。解散後、それぞれのメンバーはソロ活動に専念するという。

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 所属事務所のアップフロントクリエイトは、今年1月に開催された中野サンプラザ(東京都中野区)公演後から、今後の活動や各メンバーの将来について話し合いを重ねてきたといい、メンバー4人が「チャオ ベッラ チンクエッティとしての活動はやり遂げた。今後はそれぞれの個人活動に力を注ぎたい。グループ活動を続けながらという選択肢も幾度となく考えたが、個人で芸能活動をする上で、グループに甘えずにけじめをつけたい」という答えを出したと説明。

 続けて、「活動休止ではなく、解散という道を選んだメンバーの思いを理解し受け止め、グループ結成日となる8月2日をもってグループを解散し、個々がソロ活動に専念する結論へと至りました。2006年のグループ結成からこれまでの12年間、たくさん応援していただき、今日まで育ててくださった皆様には、心から感謝いたしております」とつづっている。

 メンバーの岡田ロビン翔子さんは自身のブログで「グループのことになると心が押しつぶされそうなくらい昔から夢中になってしまう。人生で初めての決断を、応援していただけたらうれしいです」とコメント。後藤夕貴さんは「いつかはくると分かっていた解散。世間一般的には解散と聞くとネガティブなイメージを持ちがちですが、私たちの解散は全然そんなことなくて。次のステージにそれぞれが進むためであり、むしろとってもポジティブなんです」と思いを語っている。

 橋本愛奈さんはグループについて「本当に私の青春すべてで、これからも変わらず大切な場所です」といい、「正直、これから先、まったく不安がないかといったらうそになってしまうけれども、今まではたくさんグループに助けてもらっていた分、これからは甘えずに自分の大好きな歌をもっと追求しながらいろいろなことに挑戦していきたいです」と今後について語っている。諸塚香奈実さんは「チャオベラに入り、たくさんの夢を見させてもらい数えきれないほどたくさんの人たちに支えられ、メンバー、ファンのみなさん、スタッフさんたちとたくさんの夢をかなえてきました」と振り返り、「12年間チャオベラとしての人生を悔いなく全うしたからこそ、私自身がこの先さらなる成長をするために必要な第一歩だと思い、みんなで決めた決断だと受け入れてくれたらと思います」とつづっている

 同グループは、2006年8月2日に結成。15年に「THE ポッシボー」から「チャオ ベッラ チンクエッティ」に改名し、現在は岡田ロビン翔子さん、後藤夕貴さん、橋本愛奈さん、諸塚香奈実さんの4人体制で活動している。30日からライブツアーが開催される予定。

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