マンガ化もされた平山夢明さんのサスペンス小説「ダイナー」が、蜷川実花さん監督、藤原竜也さん主演で、「Diner ダイナー」として実写映画化されることが15日、明らかになった。2019年公開。16年に死去した演出家の蜷川幸雄さんの娘である実花さんと、幸雄さんの“愛弟子”の藤原さんがタッグを組むのは、今回が初めて。藤原さんは、天才シェフで元殺し屋のボンベロを演じる。平山さんは「蜷川幸雄先生の愛娘、愛弟子による真剣勝負の舞台に本作が選ばれたことも意味している」と喜びを表現している。
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原作は、ボンベロが店主を務める殺し屋専用のダイナー(レストラン)を舞台に繰り広げられるサスペンスエンターテインメントで、映像化不可能とも言われた作品。17年8月から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)でコミカライズ版が連載されている。
藤原さんは「蜷川実花さんとは、今回初めてご一緒させていただきますが、たくさんの可能性を試しながら、日々チャレンジさせてもらっております。実花さんは不思議な魅力をもっている監督さんです。全てをさらけ出し監督と対峙(たいじ)して1カット1カット作り上げております。僕の中でも異質な映画であり、キャラクターも独特なので、模索しながら、役に向き合っています。料理については、なかなか難しいですが、うまく監督が撮ってくれればうれしいです(笑い)。代表作の一本になるよう、スタッフと一緒に乗り切りたいと思います」とコメントを寄せている。
実花さんは、同作が映画「さくらん」(07年)、「ヘルタースケルター」(12年)に続く監督作品で「3作目、初めての男性主演、藤原竜也君と一緒にできるなんて運命を感じます」と語り、「いつか竜也と一緒に仕事をするなら、大きな作品で魂をかけた仕事をしたいと思っていました。この作品のお話をいただいた時、これだと確信しました。竜也はさすがです。圧倒的な安心感と新しい驚きを同時に与えてくれます。まだ誰も見たことがない、新しいエンターテインメント作品ができると日々実感しています。気合い入れて頑張ります!」と意気込んでいる。
また原作者の平山さんは「まったく人生、何が起きるか油断がならない。まさか自分の小説を原作に蜷川実花さんが監督をし、藤原竜也さんが主演してくださるとはいまだに信じられない。これは同時に蜷川幸雄先生の愛娘、愛弟子による真剣勝負の舞台に本作が選ばれたことも意味しているのだ。ヤングジャンプで連載中のコミック版もそうだが、私は『原作原理主義者』ではない。それぞれがそれぞれの舞台で最高のものを提供することが使命と考え、そのための改変は大いに望むところだ。蜷川版『ダイナー』が、どんな心の料理を出してくれるのか、今から待ちきれずにいる」と思いを語っている。
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