今週シネマ:18日、19日公開の映画「のみとり侍」、劇場版アニメ「GODZILLA」第2章、「仮面ライダーアマゾンズ」…話題作が続々

映画「のみとり侍」の一場面 (C)2018「のみとり侍」製作委員会
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映画「のみとり侍」の一場面 (C)2018「のみとり侍」製作委員会

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。18日に俳優の阿部寛さん主演の映画「のみとり侍」(鶴橋康夫監督)、怪獣映画「ゴジラ」の劇場版アニメの第2章「GODZILLA 決戦機動増殖都市」(静野孔文監督・瀬下寛之監督)、 巨大化した動物たちが米国の大都会で大暴れするパニックアクション「ランペイジ 巨獣大乱闘」(ブラッド・ペイトン監督)、世界中の人々に愛され続けるウサギが主人公の映画「ピーターラビット」(ウィル・グラック監督)、19日には特撮ドラマ「仮面ライダーアマゾンズ」の劇場版「仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判」(石田秀範監督)が公開された。

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 「のみとり侍」はエリート侍から一転、女性に愛を届ける“添い寝業”に左遷され、戸惑いながらも奮闘する主人公を阿部さんが演じている。舞台は十代将軍・徳川家治時代の江戸。越後長岡藩で勘定方書き役を務める小林寛之進(阿部さん)は、ある歌会の席で藩主の牧野備前守忠精(松重豊さん)に恥をかかせたことから、猫の蚤(のみ)とりに左遷されてしまう。実は、のみとりには、女性に愛の奉仕をする“添い寝業”という裏の顔があった。戸惑いながらものみとりを始めた寛之進の初めての客は、亡き妻、千鶴にうり二つのおみね(寺島しのぶさん、2役)だった……という展開。

 「GODZILLA 決戦機動増殖都市」は、「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」などの静野さんと「亜人」などの瀬下さんが監督を務め、「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などの虚淵玄(うろぶち・げん)さんがストーリー原案と脚本を担当するなど豪華スタッフが集結。主人公・ハルオ役の宮野真守さんのほか、櫻井孝宏さん、花澤香菜さん、杉田智和さん、梶裕貴さん、諏訪部順一さんら声優陣も豪華だ。

 「仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判」は、2016年4月にAmazonプライム・ビデオで配信がスタートした「仮面ライダーアマゾンズ」シリーズの完結編。人工生命体「アマゾン」を利用した新たな陰謀「アマゾン畜産計画」と謎の養護施設を巡る死闘が描かれる。新たなライダー「仮面ライダーアマゾンネオアルファ」も登場する。

 「ランペイジ 巨獣大乱闘」は、陸軍特殊部隊の兵士としていくつもの戦いを経験してきたデイビス・オコイエ(ドウェイン・ジョンソンさん)は、今は除隊し、霊長類学者として野生動物の保護や後継者育成に力を注いでいた。そんな中、遺伝子操作実験の失敗で動物たちが突然巨大化。デイビスが心を通わせるアルビノ(白化動物)の白いゴリラ、ジョージも巨大化してしまう。巨大化したオオカミとワニも現れ、シカゴの街はパニックに陥っていく。デイビスは、遺伝子研究者のケイト・コールドウェル博士(ナオミ・ハリスさん)と協力し、巨獣たちの暴走を食い止めようとするが……というストーリー。

 「ピーターラビット」は、1902年に出版されて以来、世界で累計2億5000万冊もの売り上げを誇るビアトリクス・ポターさんの絵本「ピーターラビット」シリーズが原作。ウサギのピーター(ジェームズ・コーデンさん)は三つ子の妹、フロプシー(マーゴット・ロビーさん)、モプシー(エリザベス・デビッキさん)、カトンテール(デイジー・リドリーさん)やいとこのベンジャミン(コリン・ムーディさん)と、英国の湖水地方にある大きなもみの木の下で暮らしている。ある日、ピーターの家の隣に、トーマス(ドーナル・グリーソンさん)という若者がロンドンから引っ越してくる。このトーマス、大の動物嫌いで極度の潔癖症という面倒な男だった……という展開。

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