歌手の森高千里さんが、働く女性のロールモデルになるリーダーやスペシャリストに贈られる「第4回Women of Excellence Awards」をスペシャリスト部門で受賞し、19日に東京都内で行われた授賞式とトークショーに出席した。トークショーで、仕事と家庭をどのように両立させているかと聞かれた森高さんは「両立するって本当に大変」としつつ、「育児も家事も、仕事も含めて、全部自分がやりたいことなので、楽しんでやることを意識してやっています」とほほ笑み、「全部楽しみながらやっているので、やっていること自体は大変だな、やめたいなって思ったことはないですね」と語った。
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1999年に俳優の江口洋介さんと結婚して2000年に長女、02年に長男を出産し、子育てに専念していた時期もあった森高さんは、仕事復帰の際のことを聞かれると「十何年も歌っていなかったので……。子育てしていたときに、歌手をまたやりたいと思っていたわけではないけど、デビューして25周年という年(2012年)に、ファンの方たちにぜひ歌ってほしいと言っていただいて。もしかしたらやれるかもしれないなと思った」と経緯を説明。
また、江口さんにどのように相談したのかと聞かれると、「ここでやらなかったら悔いが残るかもしれないと思って、まず主人なり、子供なりに『やってみたいんだけど』と相談して。そうしたら、『自分がやりたいことをやった方がいいよ』って言ってもらえて」と笑顔で明かした。
同賞をスペシャリスト部門で受賞した森高さんは、「すてきな賞をいただきまして、すてきなキラキラ光る時計をいただき大変うれしく思っています」と喜びを語った。続けて「最近は司会を頑張ってみたり、ナレーションをやってみたり、コンサートを頑張ってやってみたり、自分の中で挑戦し続けていつまでもいきたいなと思っているので、そのことで選んでいただけたなら光栄に思います。これからも好きなことを思い切り頑張りながら、マイペースにやっていきたいなと思います」と力強く語った。
授賞式は、働く女性に向けた総合イベント「WOMAN EXPO TOKYO 2018」内で実施。ビジネス部門では演出振付家のMIKIKOさんが受賞した。森高さんとMIKIKOさんには、同賞の協賛で、プレゼンターを務めたセイコーウオッチ社長の高橋修司さんからグランドセイコーの時計が贈られた。「WOMAN EXPO TOKYO 2018」は日本経済新聞社と日経BP社の主催で19、20日に東京ミッドタウン(東京都港区)で開催されており、20日には女優の米倉涼子さんのトークショーなども行われる。