今春、アイドルグループ「NGT48」を卒業した北原里英さんが10日、東京都内で行われた舞台「『新・幕末純情伝』FAKE NEWS」の制作発表に登場。今回が舞台本格初挑戦で十代目・沖田総司役を務める北原さんは、演出家の河毛俊作さんから「ハードエロチックな沖田総司にしたいと言われた」といい、歴代の沖田総司役と比べて「“一番抱きたい”沖田総司になれるよう頑張っていきたい」と意気込んだ。
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この日は、味方良介さん、小松準弥さん、田中涼星さん、増子敦貴さん、松村龍之介さんといった主要男性キャストが集結。紅一点となる北原さんは「(周りが)男性ばかり(という状況)に慣れない。(自分が)一番年上で、年下の男の子とどう接していいか悩んじゃうんです」と照れ笑い。北原さんは殺陣にも初挑戦し、「秘密の特訓を2日間してから、皆さんと合流してやっています」と明かした。
舞台は、故・つかこうへいさんの生誕70年記念特別公演。「幕末純情伝」は幕末の京都を舞台に、新撰組の沖田総司が実は女だったという、つかさんのユニークな発想のもと、1989年8月に初上演。以降「熱海殺人事件」「飛龍伝」と並ぶつかさんの代表的作品として愛され、これまで何度も上演されてきた。
「『新・幕末純情伝』FAKE NEWS」は、7月7~30日に紀伊國屋ホール(東京都新宿区)で上演される。