星野源:細田守監督の横顔で“お父さん”を体験「演じていて楽しかった」

劇場版アニメ「未来のミライ」のジャパンプレミアに出席した星野源さん
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劇場版アニメ「未来のミライ」のジャパンプレミアに出席した星野源さん

 歌手で俳優の星野源さんが25日、東京都内で行われた劇場版アニメ「未来のミライ」(7月20日公開)のジャパンプレミアに、細田守監督らと出席。同作で主人公の父親の声を担当した星野さんは「演じていて楽しかった」と笑顔を見せながら、家族のシーンでは細田監督が毎シーン演出をしてくれたと述懐し、細田監督から“父親像”を感じたと明かした。

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 星野さんは「監督自身が話している言葉や(監督が母親役の)麻生(久美子)さんと話している横顔とか、自然とお父さんの気持ちが分かってくる。僕は独身で子供がいるわけではないので、そこは分かっているとはいえないけど、細田さんの横顔を見て、お父さんってこういう気持ちなのかなって(感じながら)演じた」と語った。

 細田監督は、星野さんのアフレコについて「お父さん役をやってもらえて幸運でした。お父さん自身が何かを追い求めている、そんなお父さん像みたいなものが、星野さんに演じてもらうと十分に表現されていた」と絶賛した。

 「未来のミライ」は、細田監督の約3年ぶりの新作劇場版アニメ。生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃんが、未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、彼女に導かれ、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。

 また「家族を描く作品がすごく好き」という星野さんは、「(細田)監督は家族をテーマにした作品をたくさん描かれてきた」といい、「血がつながっていなくても家族になれるというのは『バケモノの子』で描かれている。今回は血がつながっている家族も、家族になるって大変なんだっていうのを描いている。ファミリームービーの最先端のような作品」と真剣な表情で語っていた。

 イベントには、主人公のくんちゃん役の上白石萌歌さん、ミライちゃん役の黒木華さん、主人公の母親役の麻生さんも出席した。

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