9月16日に引退する歌手の安室奈美恵さんに密着したドキュメンタリー「Documentary of Namie Amuro “Finally”」が、Huluで独占配信されている。14日に配信されるエピソード10では、3月17日から中国・深センでスタートしたアジアツアー「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~ in Asia」(3都市6公演)の模様を一挙公開する。
ウナギノボリ
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ドキュメンタリーは、安室さんが訪れるのは初めてという中国の巨大経済都市・深センでのライブの裏側からスタート。会場に合わせて、セットや演出も細かい修正が加えられていく。
北京五輪で歌手のサラ・ブライトマンさんのパフォーマンス演出を担当し、今回の中国公演を担うプロデューサーのマイケルさんが、「中国の人は、奈美恵の歌を小さい頃からよく聞いていた。引退コンサートに参加できるのは、北京五輪と同じくらいの誇りを感じる」と語る。
リハーサルでは、安室さん自らがダンサーのフォーメーションチェックを念入りに行い、本番に向けて緊張の時を刻んでいく。ライブ当日は、手作りの衣装など思い思いのファッションを身に着けたファンたちが、安室さんのヒット曲の数々に酔いしれた。
香港では、安室さんが空港に姿を現すと、集まったファン300人から「奈美恵!」と大歓声。報道陣300人も集まり、前に進むのも困難な状況も、安室さんは楽しんでいる様子で、終始にこやかだった。
空港からホテルへの移動中、車の窓から手を振ってきたり、並走するスタッフの車を「パパラッチかと思った!」と笑ったり、リハーサルで安室さんの衣装をまとったお気に入りのぬいぐるみが登場して興奮する姿など、リラックスした素顔も。
アジアツアーの最後の訪問地は、2年ぶりとなる台湾。空港には、500人のファンと300人以上の報道陣が集まり、現地では安室さんの到着がニュースで大きく取り上げられた。安室さんが、「足踏まれて痛かったんじゃないですか?」と優しくスタッフを気遣う場面も。
台北市の超高層ビルに、安室奈美恵の文字がライトアップされるなど、街を挙げて安室さんのファイナルツアーを盛り上げていた。ライブの終盤、「Do It For Love」で登場する 「I (ハートマーク)FAN」のボードが舞台に現れると、ファンからは「TW (ハートマーク) NA」の巨大コレオグラフィーで答えるサプライズも行われた。最後のMCパートは、感極まって涙を流しながらも、通訳を交え、しっかりとファンに言葉を伝えるシーンで幕を閉じる。
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