羽海野チカ:全国巡回の展覧会が松屋銀座に 「ハチクロ」「3月のライオン」の原画など最大級の展示で

「羽海野チカの世界展~ハチミツとライオンと~」の様子
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「羽海野チカの世界展~ハチミツとライオンと~」の様子

 人気マンガ「3月のライオン」や「ハチミツとクローバー(ハチクロ)」などで知られる羽海野(うみの)チカさんの原画などを展示する「羽海野チカの世界展~ハチミツとライオンと~」が、19日から松屋銀座(東京都中央区)の8階イベントスクエアで開催されている。「ハチクロ」「3月のライオン」を中心に180点以上のマンガの原画などが展示されている。29日まで。

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 同展は、2011年8月に「羽海野チカの世界展~ハチミツとライオン~」として始まり、16年8月から「羽海野チカの世界展~ハチミツとライオンと~」と名前を変え、全国各地を巡回。展示内容は会場ごとにアレンジされ、今回は最大級の展示となる。「ハチクロ」や「3月のライオン」などの羽海野さんの作品の原画をはじめ、アニメ版、実写映画版の資料、制作の仕事道具、羽海野さんの“愛猫”ブンちゃんのイラスト、写真なども展示されている。

 会場には、18日駆けつけた羽海野さんが壁面に描いたというメッセージイラストや、直筆のメモも展示。同会場で初公開される原画や、コミックや電子書籍には未収録の過去の作品を1話まるごと見られるコーナーもある。併設のショップでは、ポストカードや複製原画などのグッズが販売されている。

 展覧会は19~29日午前10時~午後8時に開催。当日券は一般が800円、高校生が600円、中学生が300円、小学生以下は無料。入場者特典として、羽海野さん描き下ろしの「3月のライオン」13.1巻が会期中毎日配布される。

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