コミケ94:2日目の来場者は16万人 高温多湿でも昨年夏より1万人増

日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット94」。参加者の熱気でもやがかかっている
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日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット94」。参加者の熱気でもやがかかっている

 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催している日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)94」が2日目となる11日を迎え、昨年夏の「コミケ92」2日目と比べて1万人多い、約16万人が来場した。

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 2日目の一般サークルは、新ジャンルの「ガルパン」をはじめ、「ラブライブ!」「おそ松さん」「ガンダム」などの同人誌を扱う約1万1800サークルが出展した。気象庁が発表した東京都内の正午の気温は32.7度で湿度も70%前後と高く、会場には参加者の熱気でもやがかかった。昼過ぎには会場に座って休む人の姿も目立った。

 コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されており、17年夏は50万人、同年冬は55万人が来場した。個人が同人誌を販売する一般ブースが中心だが、アニメなどの商業作品を扱う企業も出展。さらに大勢のコスプレーヤーが参加することも人気となっている。近年は歌手の小林幸子さんや「T.M.Revolution」の西川貴教さん、タレントの叶姉妹などの芸能人も参加し、話題を集めている。

 最終日の12日は、コミケで最も来場者が多いとされる日で、「アイドルマスター」や恋愛ゲームなど1万1500サークルが出展する予定。

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