俳優の唐沢寿明さんが、日本テレビのチャリティー番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」(25~26日放送)内のスペシャルドラマ「ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語」に特別出演することが12日、分かった。役柄については未発表で、唐沢さんは「私が演じる役は、ちょっと異質な役柄かもしれません。今はまだ何の役を演じるのかは明らかにできません。言いたくてしょうがないんですが(笑い)」とコメントしてる。
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ドラマは、「仮面ライダー」など多くの作品を生み出したマンガ家の故・石ノ森章太郎さんと姉の由恵さんとの家族愛、絆などを描く物語。「Sexy Zone」の中島健人さんが石ノ森章太郎(本名・小野寺章太郎)を、木村文乃さんが姉の由恵を演じる。25日午後9時ごろから放送予定。
唐沢さんは俳優の下積み時代、「仮面ライダー」シリーズの「ライダーマン」にスーツアクターとして出演した経験があり、今回の出演は唐沢さんがドラマの企画主旨に賛同し、また制作サイドからの熱い要望に応える形で実現した。
――今回、石ノ森章太郎を描くドラマに出演することになっての心境は?
素晴らしいこと。子供のころから、石ノ森先生の作品はマンガも読んでいましたし、テレビでも拝見していました。「仮面ライダー」や「サイボーグ009」「キカイダー」など、どれも記憶に残っています。たくさんの作品を読ませていただきましたし、子供心に影響も受けました。一番没頭したのはやはりヒーローもの。今思うと石ノ森先生のヒーロー作品は、他のものと違って人間臭さがありながら、スタイリッシュで大人っぽいイメージがありました。
――「仮面ライダー」との接点は?
実は若いときに「仮面ライダー」シリーズのテレビスペシャルと映画に出演したことがあります。元々はショッカー役として現場に入っていたのですが、殺陣師の方に現場で「ライダーをやりたいか」と聞かれて、子供のころからの憧れでしたから「やりたいです」と即答したら、そのままライダー役をやらせてもらったんです。演じたのは「ライダーマン」。本物の仮面やライダーベルトに感動しましたし、とてもうれしかったです。
――本作を撮り終えての感想は?
とても暑かったです、季節がら。それ以外は平常心でした。石ノ森先生を演じる中島健人さんが本当に爽やかな好青年でした。
――唐沢さんにとって、「ヒーロー」とは?
「仮面ライダー」と言いたいところですが、自分にとってのヒーロー、人生を変えてくれた人は、ブルース・リー。子供のころから本で読んだりして大好きでした。アクションが有名ですが、実は非常に哲学的なことを話していて、その影響で自分も哲学書を読むようになりました。いろいろな意味で影響されました。知らないことの扉を開けてくれたりするのもヒーローだと思います。
――役どころと意気込みをお願いします。
このドラマは家族の絆を描くヒューマンドラマですが、私が演じる役は、ちょっと異質な役柄かもしれません。今はまだ何の役を演じるのかは明らかにできません。言いたくてしょうがないんですが(笑い)。ご覧になっていただけたら皆様には楽しんでいただけると思います。当日ぜひお楽しみに。
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