俳優の太賀さんと女優の吉田羊さんが親子役を演じた映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(御法川修監督、11月16日公開)の予告編が22日、公開された。
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映画は、歌川たいじさんの同名コミックエッセーが原作で、親からも友達からも愛されたことがない青年が、壮絶な過去を乗り越えて、自分を拒絶してきた母の愛をつかみ取るまでの物語。
タイジ(太賀さん)は小さい頃から大好きな母・光子(吉田さん)に愛されないまま、壮絶な家庭環境の中で育てられた。耐えかねて17歳で家を飛び出し、一人で生きてきたタイジだったが、友人の言葉に動かされ、母と向き合う覚悟をする。大人になっても自分を拒絶していた母に歩み寄り、タイジは母からの愛を取り戻すために立ち向かっていく……というストーリーで、森崎ウィンさん、白石隼也さん、秋月三佳さんらも出演する。
今回公開された予告編は、「あんたなんか生まなきゃよかった」と泣き叫ぶ母の映像から始まり、母に拒絶され、時に手をあげられるタイジの壮絶な幼少期が描かれる。母親との壮絶な過去を経て、大人になったタイジが、友人との出会いで徐々に前向きになり、ついには決意に満ちた力強い表情で「負けてたまるか」と母への思いを新たにするシーンや、タイジが母を背負って走りながら「母さん、僕がいるから!」と叫ぶシーンなども収められている。
今回、映画の本ビジュアルも公開された。タイジが涙ぐむ姿と、光子の姿が写し出され、「20年以上、母の愛を諦めなかった息子の実話」というキャッチコピーが添えられている。
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