藤田玲:小宮有紗との“ラブ要素”消滅に嘆き節 「俺に問題があったのかな…」

映画「ダブルドライブ ~狼の掟~」の初日舞台あいさつに登場した藤田玲さん
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映画「ダブルドライブ ~狼の掟~」の初日舞台あいさつに登場した藤田玲さん

 俳優の藤田玲さんが25日、東京都内で行われたカーアクション映画「ダブルドライブ ~狼の掟~」(元木隆史監督)の初日舞台あいさつに登場。藤田さんは、今作のヒロイン中村かなで役の小宮有紗さんとの共演について、「台本を読んだら、わりとラブ要素があったんですよ。抱きしめるとか。でも、現場入ると、小宮さんが全部……。『俺、完全に嫌われてるわ』と結構ショックだったんですよね」と冗談めかして本音を吐露。すかさず小宮さんが「(削るようには)言ってないですよ!」と否定し、「ここにいない(元木)監督のせいにするのもアレですけど、監督が『なくてもいいか』って」と説明すると、藤田さんは「俺に問題があったのかなって……」と残念そうな顔を浮かべて、観客の笑いを誘った。

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 映画は、2017年公開の映画「ボーダーライン」に続く物語。特撮ドラマ「牙狼<GARO>」などに出演した藤田さんが主人公の我妻アベルを演じる。過去に家族同然の仲間たちに非道な仕打ちをしたヤクザの広澤を殺してしまったアベルが、復讐(ふくしゅう)を誓う広澤の弟・狂介に追われ、アベルと意気投合した愚連隊の五十嵐純也が、多額の借金を背負って闇金に手を染め、過酷な取り立てに苦しむ……というストーリー。純也はミュージカル「刀剣乱舞」で知られる佐藤流司さんが演じる。純也が主人公の「ダブルドライブ ~龍の絆~」が9月22日に公開される。

 主演作が初日を迎え、藤田さんは「アベルという役を、もう一度こうやって演じられることをすごく幸せに思っております。こうやって皆さまの前に帰ってこられるのを、うれしく思っております」と喜びを語っていた。

 舞台あいさつには藤田さん、佐藤さん、小宮さん、波岡一喜さんが出席した。

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