俳優の野村周平さんが28日、東京都内で行われた主演映画「純平、考え直せ」(森岡利行監督、9月22日公開)の完成披露上映会に出席し、主要キャストと舞台あいさつを行った。新宿・歌舞伎町のチンピラ、坂本純平を演じる野村さんはこの日、サングラス姿でクールに登場。「舞台袖でみんなからSPみたいとか『逃走中』の走って捕まえる人だとか言われた。みんな失礼!」と周囲にクレームを入れつつ、「もう少しサングラスかけます。ネットニュースで『野村周平、サングラスで登壇。調子乗っている』と書かれるはず」と自虐ネタで会場を笑いを誘った。
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野村さんは映画について「男くさい役をやったのは初めてだし、そういった作品をやってみたいと思ったので、お誘いを受けてうれしかった」と笑顔を見せ、「(撮影は)2週間くらいでチャッチャとやった」とこともなげに言い放つ一幕もあった。共演者から非難の声が上がると「ちゃんとしたしっかりとしたチャッチャ! 軟派なチャッチャじゃなくて、硬派なチャッチャ!」と釈明していた。
ヒロインの加奈を演じた柳ゆり菜さんは、初共演の野村さんについて「結構めちゃくちゃ」と印象を明かしつつ、「野村さんは純平に通じるカッコよさの詰まった方で、芯が通っていて自分のスタイルと強さを持っている人。人と歩くスピードが違うので、背中を追いかけなければという魅力を持っていて、それは純平に通じる」と語っていた。
野村さんは柳さんの褒め言葉に対して「自分は基本『ハチャメチャ、変わっている。どこに需要があるの?』と言われるので、褒められるのはうれしい」と受け止めていた。舞台あいさつには佐野岳さん、佐藤祐基さん、藤原季節さん、森岡監督も登壇した。
映画は、直木賞作家の奥田英朗さんの同名小説が原作。純平は、いつか“一人前の男”になることを夢見ながら、組の雑用に追われる日々を過ごしていた。ある日、対立する組の幹部の命をとってこいと言われ、気負い立つ純平は、退屈を持て余していた会社員の加奈と一夜を共にし、つい“鉄砲玉”になることを漏らしてしまう。純平の情熱にあきれながらも、不思議な胸の高鳴りを覚えた加奈は、純平に「鉄砲玉なんかやめて、一緒に逃げようか」と話す。純平が聞く耳を持たなかったため、加奈はSNSに相談する……というストーリー。
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