ちはやふる-めぐり-:「青春全部懸けてから言え」“太一”野村周平の“風希”齋藤潤への言葉に視聴者感動「原田先生の名言がめぐってる」(ネタバレあり)

連続ドラマ「ちはやふる-めぐり-」第9話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「ちはやふる-めぐり-」第9話の一場面=日本テレビ提供

 俳優の當真あみさんが主演を務める連続ドラマ「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第9話が9月3日に放送された。同話では、梅園かるた部の風希(齋藤潤さん)が瑞沢OBの太一(野村周平さん)に胸中を明かすシーンが描かれ、その際に太一が風希にかけた言葉がSNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第9話は、東京都予選1回戦で瑞沢に敗れためぐる(當真さん)たち梅園かるた部は、敗者復活トーナメントを勝ち上がり、第2代表を決める最終予選に進出する。一方、優勝を逃した王者・瑞沢も敗者復活戦を勝って最終予選へ。3週間後の大一番に向け、梅園かるた部は最後の追い込みをかける。

 そして、予選で右手の古傷が再発してしまった風希は、左手でかるたをとるべく、瑞沢OBの太一のもとで猛特訓する……と展開した。

 風希は、練習に付き合うめぐるが席を外している時、太一に「ずっと、けがしたままのふりしてたんです。ボクシングから逃げたくて」と自ら過去を打ち明ける。そして「あの時にちゃんと向き合わなかったから、こんな大事な時にまたけがしちゃったのかも……」とうつむき、さらに、瑞沢のエース・懸心(藤原大祐さん)を意識する風希は「こんなうそつきじゃ、あいつには一生勝てねえ」と口にする。

 すると、話を聞いていた太一は「青春全部懸けてから言え」と風希に語る。映画シリーズで、「青春全部懸けたって、俺はあいつに勝てない」とライバルの新(新田真剣佑さん)への思いを師匠の原田(國村隼さん)に明かした際に「懸けてから言いなさい」と言われていた太一は、風希に「俺にも勝てない相手がいてさ。『青春全部懸けても勝てない』って泣き言言ったら、師匠から言われたのが、その言葉だった」と明かす。さらに、太一は「その時は分かってなかった。師匠が言った、青春の本当の意味を」と振り返り、風希から「青春?……高校3年間とか、そういうことじゃなくて?」と聞かれると、「俺もそう思ってたよ。けど、そもそも時間を表す言葉じゃなかったんだ」と答える。そしてその真意は明かされないまま、2人は練習を終えるのだった。

 SNSでは、かつて自らがかけられた言葉を風希に言う太一の姿に感動する声が続出。「太一がそれ言う立場になるとは!」「名せりふ来た」「太一がこのせりふ言うの良すぎる」「太一の過去と重なった」「かっこいいよおおお」「太一がめっちゃ太一で泣く」「原田先生の名言がめぐってる」などのコメントが並んでいた。

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