岡田麿里:「あの花」脚本家の自伝が前田敦子主演でドラマ化 原点は自身の過去 きょう放送

ドラマ「学校へ行けなかった私が“あの花”“ここさけ”を書くまで」の一場面=NHK提供
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ドラマ「学校へ行けなかった私が“あの花”“ここさけ”を書くまで」の一場面=NHK提供

 アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」「心が叫びたがってるんだ。(ここさけ)」などで知られる脚本家の岡田麿里さんの自伝が原作のドラマ「学校へ行けなかった私が“あの花”“ここさけ”を書くまで」が、NHK・BSプレミアムで1日午後10時に放送される。ひきこもりだった学生時代から、上京して脚本家になるまでの道のりをつづった自伝で、アニメの映像と実写ドラマをコラージュしたドラマとなる。女優の前田敦子さんが主演を務めることも話題になっている。

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 岡田さんは「あの花」「ここさけ」以外にも「とらドラ!」「true tears」「花咲くいろは」「フラクタル」「ひそねとまそたん」「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」など数々の話題作を手がけてきた。大ヒットアニメ創作の原点は、かつて生きづらさを抱えた自身の過去だったという。

 小学校時代、周囲になじめず、学校に行けなくなってしまった坂田安喜子(前田さん)は、本を読んだり、ゲームをして、寝て暮らす毎日を送っていた。高校にも半年で通えなくなり、担任から卒業のため得意の作文を書くように言われた安喜子は、祖父との別れや、母の本音に触れ、“外の世界”への憧れを募らせ、その思いを作文につづる。そして、“自分の言葉を人に届ける”喜びを知り、シナリオライターになる夢を見つけ、上京。さまざまな人と出会い、もがきながらも、やがて「あの花」「ここさけ」という大ヒットアニメを生み出していく。

 富田靖子さんが安喜子の母・紀子、大東駿介さんが安喜子の恋人・福岡護をそれぞれ演じるほか、浜野謙太さん、長井短さん、温水洋一さん、野間口徹さんらが出演。「3月のライオン」「おそ松さん」などの橋本由香利さんが音楽を手がける。

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