この世界の片隅に:第8話 すず、江波に住む家族の安否は? 「強くなりたい」と心に誓うも… 

連続ドラマ「この世界の片隅に」第8話の場面写真 (C)TBS
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連続ドラマ「この世界の片隅に」第8話の場面写真 (C)TBS

 こうの史代さんの名作マンガが原作の連続ドラマ「この世界の片隅に」(TBS系、日曜午後9時)の第8話が9日放送される。家族の安否を知るために、広島へ行きたい一心で髪を切るすず(松本穂香さん)。いつもとは違うすずの様子に、径子(尾野真千子さん)や周作(松坂桃李さん)は驚き……。

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 広島の方角の空に見たこともない巨大なきのこ雲が上がる。新型爆弾が落とされたと言われ、江波に住む家族のことが心配で仕方がないすずだが、やがて帰宅した周作の前では気丈に振る舞い、もっと強くなりたいと心に誓う。

 数日後、北條家に回覧板が回ってくる。正午から重大発表があるからラジオの前で待機するようにという通達で、サン(伊藤蘭さん)や径子だけでなくタキ(木野花さん)ら近隣住民も北條家に集まり……というストーリー。

 「この世界の片隅に」は、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞した。戦時中、呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争激化で崩れていく様子が描かれた。コミックスの累計発行部数は130万部を突破し、片渕須直監督の手がけた劇場版アニメ(16年公開)はロングヒットを記録した。

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