ゼロ 一獲千金ゲーム:最終話 勝てば友を亡くすと知らない加藤シゲアキは…

ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」第10話のワンシーン=日本テレビ提供
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ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」第10話のワンシーン=日本テレビ提供

 人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキさん主演の連続ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」(日本テレビ系、毎週日曜午後10時半)の最終回・第10話が16日、放送される。強敵とのゲームでゼロ(加藤さん)が勝利者となった直後、ゲーム主催者の在全(梅沢富美男さん)が倒れた。グループの全権がゼロに渡るのを怖れた峰子(小池栄子さん)は、一騎打ちを仕掛ける。車椅子で現れたのは、ゼロのせいで人生を失い、行方不明だった友人ミツル(小山慶一郎さん)。ゼロの「目の前の命を必ず守る」という正義感は、ミツルを助けられなかった思いからだった。そして、ミツルは峰子の弟だった。

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 ポーカーでの勝負は、赤が峰子、黒がゼロの持ち札。26枚の中から役をつくり、交互に攻撃相手より強い役をぶつけると点数が加算される変則ポーカー「デイ&ナイト」だった。1回戦は、峰子が圧倒的な点差をつけたが、在全は、私情を持ち込んだ峰子に「負けたら弟を殺す」という極秘の命令を下す。勝てば友人が死ぬとは知らないゼロは、驚異的な追い上げを見せていく……。

 「カイジ」シリーズなどで知られる福本伸行さんのマンガ「賭博覇王伝 零」(講談社)が原作。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、挑戦者たちの命を懸けたサバイバルゲームが描かれる。加藤さんはゲームに参加する天才勝負師・宇海零(ゼロ)役を演じる。

 これまでは、義賊のゼロが総資産100兆円超の在全グループの後継者を決める選抜ゲームに参加し、リングを四つ集めた者が王になれるルールでリングの争奪戦が始まる。ゼロは「クォータージャンプ」で、高校時代の同級生・カズヤ(増田貴久さん)のうそを見抜いて生還。次の「迷宮のトライアングル」で水槽内に閉じ込められて溺れながらもクリアした。

 残虐なMC・小太郎(手越祐也さん)のゲーム「ジ・アンカー」でも、相手の策を逆手に取った。21人で挑むゲーム「魔女の館」では痛恨のミスをするものの、セイギ(間宮祥太朗さん)らに助けられたこともあり、全員が生き残った。ライバル・標(佐藤龍我さん)と1対1の心理戦「ブレークダウン」に挑み、序盤は苦しい展開だったが、標の信頼をつかんで勝利。在全に後継者として認められたが、直後に在全が倒れてしまう……という展開だった。

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