佐藤健:主演映画の共演者に「怪演しすぎ」 高橋一生、北村一輝、藤原竜也が苦笑い

映画「億男(おくおとこ)」の完成披露試写会に登場した佐藤健さん
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映画「億男(おくおとこ)」の完成披露試写会に登場した佐藤健さん

 俳優の佐藤健さんが20日、東京都内で行われた主演映画「億男(おくおとこ)」(大友啓史監督、10月19日公開)の完成披露試写会に、共演者らと登場。佐藤さんは「出来上がった映画を見てびっくりしたんですけど、怪演されている人が多い。普通、一つの映画に1人ですよ。(怪演)しすぎなんですよ」と、共に登壇した高橋一生さん、北村一輝さん、藤原竜也さんらをちらり。佐藤さんの言葉に、高橋さんらは苦笑いを浮かべていた。

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 本作で初共演した高橋さんについて、佐藤さんは「怪演をしているんですよ。すごく難しいキャラクターで、僕がこのキャラクターをやれと言われたらお手上げですけど、ひょうひょうとした顔で成立させていらっしゃるので、衝撃と感動がありました」とコメント。高橋さんは「健君にそんなことを言ってもらえるなんて」と笑顔を見せた。

 また佐藤さんは藤原さんについても「期待して藤原さんのショータイムを見ていたところもあるんですけど、想像以上でしたね。お金を払って、舞台を見に行っているようでした」と絶賛した。イベントには黒木華さん、池田エライザさん、沢尻エリカさん、大友監督も登場した。

 映画は、兄が3000万円の借金を残して失踪し、昼は図書館司書、夜はパン工場で勤務して借金を返済する一男(佐藤さん)が主人公。そんな一男に妻は愛想を尽かし、娘と一緒に家を出てしまう。3億円の宝くじが当たった一男は借金返済と家族の絆の修復を目指すが、宝くじの高額当選者たちが悲惨な人生を送っているという記事を見て、大学時代の親友で、億万長者の九十九(高橋さん)にアドバイスを求めることにする。久しぶりの再会と豪遊で酔いつぶれた一男が翌朝目を覚ますと、3億円と共に九十九は姿を消していた……というストーリー。

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