乃木坂46・堀未央奈:映画初出演で初主演 恋愛マンガ「ホットギミック」を実写化

映画「ホットギミック」で主演を務める堀未央奈さん(上)と、共演者の(下段左から)清水尋也さん、板垣瑞生さん、間宮祥太朗さん
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映画「ホットギミック」で主演を務める堀未央奈さん(上)と、共演者の(下段左から)清水尋也さん、板垣瑞生さん、間宮祥太朗さん

 アイドルグループ「乃木坂46」の堀未央奈さんが、映画「ホットギミック」に主演することが25日、明らかになった。今作で映画初出演・初主演となる堀さんは「不安な気持ちはありますが、クランクインして、監督の演出、共演の皆さんとのお芝居、その一つ一つの撮影が本当に楽しいです」とコメントしている。映画は2019年に公開予定。

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 映画は、マンガ誌「Betsucomiフラワーコミックス」(小学館)で掲載され、全12巻の販売部数累計が450万部を突破している相原実貴さんの恋愛マンガが原作。映画「溺れるナイフ」(2016年)などの山戸結希監督がメガホンをとる。

 堀さんは劇中で、3人の男性との間で揺れ動く主人公・成田初(なりた・はつみ)を演じる。3人の男性役は、初と同じマンションに住む幼なじみの橘亮輝(たちばな・りょうき)役で清水尋也さん、もう1人の幼なじみの小田切梓(おだぎり・あずさ)役で板垣瑞生さん、初の兄・成田凌(なりた・しのぐ)役で間宮祥太朗さんが出演することも発表された。

 映画は、平凡な女子高生の初はある日、幼なじみの亮輝に弱みを握られ、亮輝のむちゃな命令に振り回されることになった。そんな時、数年前に引っ越した幼なじみの梓が帰ってくる。初は自分を守ってくれる梓に引かれ、亮輝に邪魔をされながらも、付き合うことになる。だが梓にはある目的があり、さらに初は、兄・凌の秘密を知ってしまう……という展開。

 ◇堀未央奈さんのコメント

 私自身、映画は初主演ということで不安な気持ちはありますが、クランクインして、監督の演出、共演の皆さんとのお芝居、その一つ一つの撮影が本当に楽しいです。実は人見知りなので、最初は現場に溶け込めるか不安でしたが、共演のみんなも年が近く話しかけてくれるので、ほっとしています。

 もともと、山戸監督とは、「乃木坂46」のMVでご一緒したことがありましたし、作品もいくつか拝見していました。ずっと、もっと一緒にお話ししてみたいなと思っていたのですが、今回、撮影が始まる前に2人でじっくり話せる機会がありました。この映画に懸ける思いを本気で話すことができ、カメラの前に私がいる時の気持ちも、くみ取ってくれているんじゃないかな?と、思っています。

 原作は、すごく面白い作品。誰かと付き合っていたとしても、ほかの誰かに気持ちが迷ってしまうこと、誰にでも起こりうることじゃないかなと思っています。そんな初のリアルな心情、心の揺れを新鮮にリアクションしていきたいです。

 ◇清水尋也さんのコメント

 山戸監督と作品を作れることへの喜びと、いい物にしなければ、というプレッシャーを共に感じました。とても難しい役どころではありますが、決して妥協せず、皆様の心に残る橘亮輝を演じ、そして生きたいと思います。

 ◇板垣瑞生さんのコメント

 山戸さんの作品は前から見ていたのもあって、自分が出られるだなんて思っていなかったのですが、出演させていただける以上は全力をぶつけてみたいと思います。それに、清水(尋也)君とも前に共演したので、また一緒に作品に出られることが楽しみで仕方がないです。一緒にいい作品にしたいです。梓の闇の部分も、すごくキラキラとした部分もどっちもたくさんの方に魅力的に伝わるように楽しめればと思っています。

 ◇間宮祥太朗さんのコメント

 山戸監督と初めてご一緒するので、一刻も早く山戸組の撮影リズムに入り込みたいと思っています。凌はとても切ないキャラクターです。山戸監督とも、それをしっかり表現できたらいいね、という話をしていたので、しっかりキャラクターを作っていきたいですね。僕はどうも、年下の女優さんから「怖い」と思われてしまうことがあるのですが(笑い)、堀さんとは兄と妹の役ですから、そう思われないように関係を作っていかなくちゃいけないなと思っています。

 ◇相原実貴さんのコメント

 映画館で、私が作ったキャラクターたちが動く世界を見えてもらえる機会に感謝しつつ、マンガとはまた別の実写版ギミックを読者の皆さんと一緒に楽しみにしたいと思います。

 ◇山戸結希監督のコメント

 たった一人の女の子のために、マンガを描き続けてきた相原先生の心の美しさに、せめてこの作品を作っている間だけは、どうか共鳴しながら、心から美しいと感じるキャストの皆さんを、その感覚そのままに、スクリーンに映し出せることを祈っています。なにもいいことがないと地獄のような日々を生きている、たった一人の10代の女の子が、近所のショッピングセンターの中にあるシネコンに、ふらりと劇場に迷い込んだときに、たった一回出合えるような作品にしたいと願っています。たった一人の10代の女の子へと、お手紙を書くように、この映画を撮りたいとずっと思っていました。

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