大塚明夫:展覧会の音声ガイダンスに挑戦 「BGMだと思って聞いてほしい」

「印象派への旅  海運王の夢 バレル・コレクション」の音声ガイダンスを務める大塚明夫さん
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「印象派への旅  海運王の夢 バレル・コレクション」の音声ガイダンスを務める大塚明夫さん

 声優の大塚明夫さんが、福岡県立美術館(福岡市中央区)、Bunkamura ザ・ミュージアム(東京都渋谷区)などで行われる絵画展「印象派への旅  海運王の夢 バレル・コレクション」の音声ガイダンスを務めることが明らかになった。26日に東京都内で収録を行った大塚さんは収録後の取材で「主役が絵なので(自分の声が)飛び出さないように、気を付けました。あまり声を聞こうとせず、BGMだと思って聞いてほしいです」と語った。

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 「印象派への旅  海運王の夢 バレル・コレクション」では、英グラスゴー生まれの海運王ウィリアム・バレルが収集したルノワールやゴッホなどの作品約80点を展示。大塚さんはポール・セザンヌの「エトワール山稜とピロン・デュ・ロワ峰」がお気に入りだという。

 機会があれば、美術館を訪れるという大塚さんは、音声ガイダンスの仕事を通して「改めて美術館って良いなって思いました」と語り、「(日本画家の)奥村土牛の美術館に行ったのが最後かな。バイクに乗って方々に行くのが好きなので」とにっこり。自身も絵を描くのが好きだったといい「中学までは描いていたんですけど、いつしかぱったりと描かなくなりまして。途中からグレちゃって、描かなくなっちゃいました」と笑っていた。

 「印象派への旅  海運王の夢 バレル・コレクション」は、福岡県立美術館(福岡市中央区)で10月12日~12月9日、愛媛県美術館(松山市)で12月19日~2019年3月24日、Bunkamura ザ・ミュージアム(東京都渋谷区)で19年4月27日~6月30日、静岡市美術館(葵区)で19年8月7日~10月20日、広島県立美術館(中区)で19年11月2日~20年1月26日に開催。音声ガイドを利用できるのは、福岡、愛媛、東京会場のみ。

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