藤子不二雄（A）：「Bar 魔の巣」や「まんが道」の4畳半を再現　自身の等身大フィギュアも　あすから展覧会

　マンガ家の藤子不二雄（A）さんの原画などを展示する展覧会「藤子不二雄（A）展 -（A）の変コレクション-」が19日から、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー（東京都港区）でスタートする。18日、関係者向けの内覧会が開かれ、藤子不二雄（A）さんの等身大フィギュア、「笑ゥせぇるすまん」に登場する「Bar 魔の巣」をイメージしたスペース、「プロゴルファー猿」のドライバー、「笑ゥせぇるすまん」の生原稿のほか、「忍者ハットリくん」「怪物くん」などのブースがお披露目された。2019年1月6日まで。

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　展覧会は、“黒藤子”とも呼ばれる藤子不二雄（A）さんの作品の奇妙な世界を“変コレクション”として展示する。自伝的マンガ「まんが道」で満賀道雄と才野茂が執筆活動をしていた頃の4畳半の部屋が“再現”されるほか、ブラックユーモア作品「黒ベエ」「魔太郎がくる！！」「ブラック商会変奇郎」なども紹介する。

　造形作家の竹谷隆之さんによる「シルバークロス」の造形作品や影絵アーティストの河野里美さんが手がけた「怪物くん」「忍者ハットリくん」をモチーフにした作品なども展示される。

　開館時間は、午前10時～午後10時。入場料は一般が1800円、高・大学生が1200円、4歳～中学生が600円、65歳以上が1500円。